ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5283,「読書の腕前」〜 「歩く」ことは「読書」に似ている
驚異的スピードで変化する彼女は、脳科学者ノーマン博士が見守る中で、
人知を超えた能力に目覚めていく…。 しかし一方で次第に人間性を失って
いく彼女は、 自分自身でさえも制御不能な状態へと陥っていく。果たして
100%に覚醒したルーシーは、人類を救う存在なのか? それとも破滅へ導いて
しまうのか? 通常は10パーセントしか機能していない脳が100パーセント機能
してしまったら? わずか数分で外国語をマスターし、傷みも感じない身体は
スーパーパワーを身につけ、肉体的な格闘を超越して超能力の域に達する。
気弱な女の子から、人間性を失いつつも超人に激変を楽しみたいファンには
おすすめだ。≫
▼ 火事場の馬鹿力は確かに存在するが、それを薬物を使って引出すのは、
 アスリートや音楽家の世界では広く応用?されている。これを拡大した
アイデア一発だけで勝負をした内容が、何とも面白い!
・・・・・・
4551, 2050年の世界 ー2
2013年09月01日(日)
 「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」 
                   英『エコノミスト』編集部 (著) 
  * 船橋洋一の解説 〜1
 最後の船橋洋一の解説が簡潔に大筋をまとめてあり、これだけでも読み
ごたえがある。四十年間の最も意外の黒鳥はインターネットには全く同調する。
まずは、その辺りを抜粋してみる。  ーその部分を抜粋してみるー
≪ 四十年先の世界を予測しようと言うメガチェンジならぬメガチャレンジを
 エコノミクス誌が試みた。これがいかに無謀かは、過去四十年間に世界で
起こったことがどれほど不可測的であったかを振り返れば足りる。 例えば、
一九七二年の時点で、次のような地政学的新世界を誰が予測しただろうか。
○ ソ連が崩壊する。 
○ 中国が世界第二の経済大国にのし上がる。
○ 新興国パワーのインド、ブラジル、南アフリカがサミットを開催する。
○ 日本が二十年間の「失なわれた時代」の揚句、没落する。
○ 米国と欧州連合)が深刻な債務危機に喘いでいる。
○ インターネットが世界を覆い、フェイスブックが、インド、中国に次ぐ
 十億人の大国になると誰が予測しただろうか。過去四十年間の最も意外の
黒鳥は、インターネッ卜だったかもしれない。これ一つとっても未来予測に
謙虚であるべき。もっとも、英エコノミスト誌は、この種のメガチェンジの
調査予測をこれまでたびたび特集してきた。有名な例の一つが、一九六二年、
ノーマン・マクレー副編集長が執筆した「驚くべき日本」の大特集である。
日本が戦後の復活の過程を終了、世界の経済大国へとのし上がっていくだろう
との日本像を鮮明に打ち出し、世界の日本観を一変させた記事だった。
同記者の日本調査予測モノは、その後、一九六五、一九六七、一九八一年と続いた。 
今回のエコノミスト誌の予測は世界をまるごと予側している。さらに野心的。
○ 絶滅種が再生技術で復活するだろう。マンモスが一番乗りするかもしれない。
 (恐竜は雛しいのだろうか?)
○ イエメンでは、二〇一五年までに自然水が完全になくなる。
○ インドは、文盲人口と大学卒人口がほぼ同数という世界で最初の国になる。
○ インドとパキスタンが競争の可能性がある。それが起これば、核保有国
 同士の最初の戦争となり、もしか核戦争?。
○ 中国の繁栄は長続きしない。最大の要因は、人口減のの重圧である。
 中国の出生率は2.1に落ちる。四十年後、日本、欧州と並んで最大の人口
負け組となるだろう。二〇五〇年。最大の人ロを擁する国は17億人のインド。
中国がそれに次ぎ、米国を抜いて、ナイジェリアがその後を追う。
インドネシアも向こう四十年間、人ロポーナス国である。二〇五〇年、
アジアは世界経済の半分の規模。この時点でのG7は、インド・ブラジル・
ロシア、インドネシア、メキシコ。現在のG7で残るのは米国だけになる。・・≫
▼ 過去40年より、今後40年の方が遥かに大きな変化が次々と生じてくる。
 理由は簡単、スマートフォンなどの情報端末が止まることなく進化し、世界中の

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09月01日(火)
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