ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5245,ペットの話
2012年07月25日(水)
  * スナックは「未知なる異空間の社交場」
 著者の言葉そのままに、何処の店も似たかよったりである。
この長期不況のため、客足は激減、スナックの数も同様である。
何とか存続しているのは、昔からの店で固定客を掴んでいる店だが、
話は不景気の話ばかり。やはり還暦過ぎると、以前のような元気は減退、
それにつれて回数も減っている。それでも月に平均二回は通っているが一晩
3〜4軒のハシゴが2〜3軒で帰ってくる。高度成長期の一時期を除くと、
スナックは儲かる仕事ではなくなった。まあ、よく維持していると感心する。 
 一部をコピーする。
≪ 日本全国にスナックはたぶん15万軒ぐらいある。15万軒の扉の中で、
 毎晩『つぐない』や『銀恋』や『麦畑』や『津軽海峡冬景色』が何万回も
歌われて、何十万人もの家族が、何十万人もの家長のママを囲んで和気藹々
夜を楽しんでいる。家に帰れば別の家族が待っているママもいるし、ひとり
暮らしのマスターもいる。 店の中では一緒に遊べる家庭があって、飲んだり
歌ったり、お腹すいたら焼きウドン作ってみんなで食べたり、「今度はどこの
温泉に行こうかなど盛り上がったりしている。この数年でやたぶん200軒以上の
スナックに足を運んできたが、裕福なママやマスターなんて一人もいなかった。
「儲けを考えたら、こんなことやってませんよ」というのは、僕がいままで
インタビューで、一番よく聞いた言葉のひとつ。でも、そこには別の「幸せ」
と呼ぶのは大げさかもしれないけれど、こころのコリをほぐしてくれる温い
なにかが、確かにあった。有名スポーツ選手を射止あたり、年収、何億という
女社長になったり、名家の女家長どして君臨したりオンナ道の「勝ぢ方」にも
いろいろあるのだろう。でも、もし僕がいい年したオバサンだったとしたら、
気の良い常連たちに恵まれた、場末の小さなスナックのママでいる以上の
幸せは、なかなか思いつかない。 ところで一説によると、日本で一番多い
スナック名は「来夢来人」(ライムライト)という。ネットによると、
その名前のママが四人揃ってライムライト・サミットが開かれたといか。
不景気話が中心だったと思うが?・・ スナックを「未知の異空間の社交場に
人生の酸いも甘いも知り尽くしたママが待っていると考えるか、酔っ払い相手
の怪しげな空間として捉えるか」でスナックの価値(意味)も変ってくる。 
カフェやバー、こじゃれたレストランがない町は日本中にたくさんあるけれど、
スナックのない町は殆んどない。共通の異空間を人を求めているのだ。≫
▼ そういえば、タンザニアの年越しに行ったスナックが印象的だった。
 タクシードライバーを中心にした小さな村の中に10坪位の掘っ立て小屋
だが、カウンターがあり、テーブルと椅子が5〜6あるスナック。
そこに30歳位のグラマーの現地人ママがいて、年末の年越しのため10人位
が焼肉パーティーをしていた。私たち日本人5人が、そこに加わり大騒ぎ、
しかし、10メートル先にはハイエナが数匹、唸り声をあげていた。
タンザニアの片田舎にも日本と同じようなスナックが存在していること
自体が奇妙な気持ちだった。スナック、そこは漆黒の異次元の寂しさを
紛らわす共同空間でもある。
 ・・・・・・・・
3773, 閑話小題 ー今場所は面白い大相撲
2011年07月25日(月)
  * 今場所は面白い!
 大相撲、今場所は、いやに面白い!相撲はプロレスと同じでないとしても
「現在も談合の臭い強い○○業界?」と酷似した世界。いずれにしても数年内に、
これまでの延長上の事件が発覚、「現在の相撲協会は解体、根本的出直しの事態
になる」こと必定。「税金免除の談合社会も終わりをつげる」可能性を孕んでいる。
しかし、少なくとも今場所は八百長はやりつらい。で、まず「あの方」が引退に
追い込まれた。この場所全体を俯瞰すると三十代半ばの力士達の、勝率が極端に
良くない。興行上、大関以上に日本人は一人は必要。そこで来場所から、何の引退

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07月25日(土)
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