ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8190,閑話小題 〜何やら、おかしな空気に…
当日そこに行ってみると、数日の豪雨のため河は溢れていた。
しかし、Mさん「平気で大丈夫です、乗りましょう」という。
この玩具みたいなカヌーでこの河口を乗りまわるなど、とんでもないと
思ったが、本人は「平気、平気、何でもないですよ」という。
そして、ドンドンカヌーを組み立て始めた。 (o_o ;)
岸沿いを漕ぐのかと思いきや、どんどん河の真ん中の主流に出て、
そして対岸まで行ったしまった。 \(゜ロ\)
当然この満水の中、他のボートは1隻も見当たらない。
沿岸にはモーター・ボートが20艘ほどあったが、この洪水一歩手前
の中、誰も乗るはずがない。 ヽ(///>_<;////)ノ
始めは少し恐怖があったが乗っているうちに、恐ろしさが全くなく
なってきた。地元の人からみたらとんでもことであろうが・・
それにしても、面白い!
豪雨のため大きな流木が彼方此方流れてくるが、それを避けながらボート
を操るのだ。 ふと気づくと2時間近くたっていた。
そして、午後は寺泊の海岸に移動、再びカヌーを浮かべた。
また河とは違ったスリルがある。風が不意に舞うのと、海流の動きを
みながら操る。河とは全く違う面白さがある。
Mさん、「このカヌーあげましょうか」というが、
私が乗りこなせるものではない。 丁重にお断りをした。
Mさん、ヨット歴をいれると30年は舟に乗っているという。そりゃそうだ。
あの川幅のある阿賀野川の満水の中、流木を避けながらヨットカヌーを乗り
こなすには長年の経験が必要だ。
Mさん、その日は遅くなったので急遽、長岡に宿泊。
殿町を深夜まで飲み歩いた。( ^^)/▽☆▽\(^^ )
そして、翌日の15時過ぎまで午前・午後カヌーを楽しんで16時に東京に
帰っていった。やってくる前日、知人の通夜があり、数時間しか寝ないで
新潟にきたというから、凄いエネルギー!これも、能力というのだろう。
ー阿賀野川の満水の河渡りは、一生ものの思い出になった!ー
(@´∀`p★)゜*。
――――
2006/08/01
1946, 満水の阿賀野川河口でカヌーに乗る−2
Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning
その日(7月29日)の夜、松下さんと長岡市の駅近くの「一心堂」という
スナックで飲んだ。そこで、「阿賀野川の河口で帆付きのカヌーで向う岸に
渡ってきた」と、酔っ払いの自慢話。ところが、マスターとスタッフが、
そこをよく知っていて、「大きな川の河口は恐ろしいところで、あそこでは
エンジン付きの舟以外は誰も乗らない。知らないだけで、とんでもないこと。
何も知らない子供が、寝ている虎の背中に乗って遊んでいるようなもの。
少しでも川の流れが変化したら、どうなったことか・・・」と、呆れていた。
翌日、会社で近くに住む人に話たところ、もっと厳しい指摘。
「あそこは海の波と川の波がぶつかり合っていて、いつどういう波が来る
か分らないところ。毎年何人か人が死んでいる。そのため誰も泳ぐ人もいない
危険地帯。この豪雨の翌日にカヌー遊びなど危険とかいう問題ではない。」
流木が多く流れていて危なそうだと思ったが。
誰も泳いだり、ボートなどに乗ってないはずである。
松下さんは海が主流で川では乗らないといっていた。
さらに大きな川や、その河口も初めてと言っていた。
知らぬが仏だったのか。たまたま、そのような幸運なTPOSを遭遇したのか。
カヌーも経験すればするほど深い世界であり、のめり込んでしまうという。
一人でカヌーを持って川に行き、組み立て、そこで遊び、また解体して車に積み
込み、一人で帰ってくるのが良いという。こういう趣味を持っているのは羨ましい
限りである。おまけに、河口湖に別荘を持っていて、そこでカヌー遊びなど・・・
人は人、我は我だが・・・ こういう羨ましいと思った時、自分の趣味を持って
いると、余裕を持てるからよい・・・
「趣味は、その人をそのまま現す」というが、そのとおりである。
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10月02日(月)
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