ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6884,閑話小題 〜良いとこ一年! 
思われているのだ。15日も栃煌山に完敗し3連敗。昨年9月場所から数えれば、
横綱として史上ワーストの8連敗となった。立ち合いから前に出るも、まわしを
取るのか押すのかハッキリしない取り口で、栃煌山にあしらわれるように寄り
切られた。そして翌16日、ついに引退を決断。記者会見ではその心境を、
「私の土俵人生において、一片の悔いもございません」と語ったものの、
相撲取材歴50余年、評論家の中澤潔氏は現役最後の取り組みを見て、こんな
ひどい横綱は今まで見たことがない」と、こう続ける。
「新入幕力士が横綱と当たったときのような相撲でした。稀勢の里は立ち合いで
前に出たが、いきなりもろ差しを許している。年齢や地位を考えれば、これまで
の集大成を見せるべきなのに、相撲があまりに幼すぎます」  横綱としての
通算成績は「36勝36敗97休」。2017年3月場所で左上半身を大ケガ
したとはいえ、土俵に上がるより休んでいる方が多い。もともとメンタルが脆く、
大関時代から「ノミの心臓」と言われ、何度も綱とりに失敗した。だからだろう、
稀勢の里本人に対しては当然として、そんな横綱をつくり上げた相撲協会、
横綱審議委員会に対しても批判の声が上がっている。
・中澤氏は「本来、横審とは相撲協会のチェック機関ではないか」と、こう話す。
【横審が誕生したのは1950年。当時、東富士、照国、羽黒山の3横綱がいたが、
成績不振のため、協会は横綱の大関降格ルールをつくってしまった(後に撤廃)。
これに好角家たちが『自分たちで横綱をつくっておいて、降格を許すようでは
権威も何もない』と猛反発。『強い横綱をつくらなくてはならん』という名目で
横審が誕生した。それが今の横審は何ですか。見識も知識もないド素人の集団。
しかも、彼らの素人目で見ても、稽古総見の稀勢の里は『不安』だったという
じゃないですか。それが実際に3連敗。引退勧告などをすべきなのに、それすら
できない。これでは何のためにあるのかわかりませんよ】
・問題横綱を野放し、横審がマトモに機能していた時代も過去にはあった。
貴乃花は大関時代の94年、9月場所で全勝優勝を果たすも、7月場所が優勝次点で
すらない11勝だったことから、横審は昇進見送りと判断。貴乃花はこの年の
1月場所と5月場所で優勝しており、安定感は稀勢の里の比ではなかった。
にもかかわらず、「基準を満たしていない」という理由で昇進を拒否された。≫

▼ 大衆迎合も極まれりのマスコミ。TVタレントという職業。如何に世間受けを
 する人の良さそうな何を、即席評論家に仕立て上げ、表面的な現象の一部分を
捉えて迎合する。その典型が、あの横審であり、大相撲協会である。貴乃花の
引退の至る批評も、誰もしない。もっとも、『20回以上の優勝の俺様に、それ
以前には千代の富士を理事長にしないのが不満さ。それも言えずに、悶々として
「相撲道」とか訳のわからない文言を並びたてているだけのボンクラ!』とも、
言えば、総スカンを食らうのが、日本の風土。その500m〜1k圏内の常識世界
で生れて、死んでいくのが世間様。その9割は面白おかしく作り上げられた嘘、
常識ってやつ。それが本人にとって全世界なら、それはそれで幸せなこと。
 ってなことを真面目くさって書いているのが、この私。 
流石に、天覧相撲は? まだ白鵬が残っているから…辛うじて? でも、天皇
在位で最後、ご覧になりたいでしょうが。 いや〜 白鵬もヘロヘロじゃね〜 
・・・・・・
6155,読書日記 〜合理的無知とは誰のこと? −1
2018年01月19日(金)
   『クラウド時代の思考術ーGoogleが教えてくれないただひとつのことー』
                   ウィリアム・パウンドストーン著
   * 人は自らの知らないことを知ろうともしない
「知れば知るほど、知った領域の周辺の知らない知識が多いことに気づく。」
これは知識の質量の拡大、向上の継続の必要性を一言で解らしめる言葉である。
このブログを開設して17年近くになるが、‘対自分’的には効果的であり、

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01月19日(日)
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