ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6860,映画評 〜『スターウォーズ』
 北イタリアが、他地区に対し不満をもち… 。
・英国から独立を果たしたスコットランドも、北海油田の埋蔵量がバラ色と
 思っていた量より遥かに少ないことが判明し、原油価格も一時の半分となり、
 どうも国家の先行きが怪しくなって、それを率いてきた与党の人気がガタおち。 
スペインで若者の失業率が半数、イタリアでも35%が失業状態。富める人たちは、
何で貧しい人たちの面倒をみなければと、若者と貧困層は、政府の経済政策に
不満を持つ板挟み状態。≫

▼ アメリカは、欧州の食いっはずれがインディアンを数百、数千万も虐殺し、
 国土を奪ってきた現実がある。あの赤ら顔のトランプが、その象徴。
白人がインディアンから奪略して横臥してきたのに、黒人モドキのオバマが
大統領になり、綺麗ごとを垂れて、後発に来た黒、黄、茶色の有色人種に荒ら
されなければならないか? という疑問を持つのも当然である。 これが、
泡沫白人候補を大統領に選出した根底にある。 情報化、グローバル化は、
自動的に勝ち組の総取りに…。 豊かなものはより豊かに。地域、国家単位
でも同じ現象が生じてくる。北朝鮮問題も、韓国も含めた貧困国の格差問題。
核とミサイルで富める国の日米を脅しすかした恐喝でしかない。
19世紀初頭から半ばにかけて第一次、第二次世界大戦が起こって、合わせて
数億人以上の死傷者を出してしまった。その状態に、現在の世界情勢が酷似。
情報化とAI化が、止めどなく進化する中、取残された大部分の隷属国家と国民
にとって非常に厳しい近未来が待っているのでは? 
 
トラちゃん、金ちゃんが、そのまま、暗い近未来の象徴をしている!
〜これまた偶然だが、丁度よい文脈が次つぎつぎと、つづく。
――――
・・・・・・
5399,グローバリズムという病 ー@
2015年12月26日(土)
 
 図書館で、『グローバリズムという病』平川克美著 を借りてきた。
ISとか、TPPなどの問題を考える上で最適の内容。 そこで、
【「グローバル化」と「グローバリゼーション」との違い】を
検索すると、菊池英博著『新自由主義の自滅』の一節があった。 
≪「グローバリゼーション」と「グローバリズム」という言葉は、日本では
 かなり混同されており、同じ内容のように使われているときが多いようです。
しかし、この二つは似て非なる言葉。 グローバリゼーションの邦訳は
「グローバル化」であって、「ヒト・モノ・カネの国際間の流れを自由にする
ために、障壁を取り払い、世界各国の政治や経済の流れを良くしよう」とする
ことです。しかし、グローバリズムは「新自由主義にもとづくアメリカニズム
(新自由主義的資本主義」)」をさすのであって、「グローバル化」が
「グローバリズム」になるものでありません。 第二次大戦後の世界は閉鎖的
になりましたが、西ヨーロッパでは欧州連合ができ上がり、さらに1990年代
に入ってからはソ連邦の崩壊と東ヨーロッパの自由主義経済への参入によって、
グローバル化が普及し始めます。一方、グローバリズムという言葉は、
「新自由(ネオ・リベラリズム)」というイデオロギーを宣伝するため
使われた言葉であり、決して普遍的な概念でも歴史的必然でもないのです。
 ソ連邦が崩壊した1991年以降、米国が一国覇権主義国家になったことで、
日本や発展途上国に対して新自由主義にもとづく政策を、いかにも普遍的な
ものであるかのように思いこませるために、盛んに用いられはじめます。
とくに日本に対しては、米国は敢えて両者を意識的に混同させて、新自由主義型
資本主義(グローバリズム)が世界の基準であるかのような誤った宣伝を強めた。
日本では大マスコミ(全国紙、NHK,民方)が両者を混同して報道しており、
多くの日本国民も「グローバル化が進むので、グローバリズムを受け入れる
のは当然だ」と思いこんでいるようです。・・・≫
▼ TPPの本質は、アメリカによるアメリカのための新自由主義的商圏つくりで
 あり、その最大の同盟国、というよりアメリカの経済占領特区の日本領土を

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12月26日(木)
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