ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6828,閑話小題 〜今年買って良かったもの
旅の御人の世界は非現実世界でしかない。 裸の王様を揶揄をしているが、
実は己自身の姿。<上手くいっている人は正しい人で、全て許され、失敗した
のは悪い人で、リンチの対象の悪党。直径1kmの御池の岩に閉じこめられた
渦巻く鬱憤の世界で互いの首輪の紐を引張りあって、終生(余生)を過ごす。
 社会の何が公正? 平等と公平とは違う。<資本主義社会のルールに則て
正しく手順を踏んで無事、こうしている何処が悪い?」。嘘をつけ!
 何処かの大統領、ドン様、首相、書記長を、少し凝視すれば分かること。
で、そのチョッとした不公正の御蔭で何とか、面白可笑しく生きられて、
何をおっしゃるウサギさんが、私たちの実情?… 
 
(別記: ところで数日前、TVで様々な動物に小型カメラを装着し、
 それぞれの動物目線で、日常の内容を映しだす面白い番組を放映していた。
その一つに、羊の牧畜犬の首輪からの録画が、犬社会の面白い現実を垣間見る
ことが出来た。 首輪のせいか?仲間内の数匹から徹底的に攻撃され、命から
がら、隅に追い出された犬が、外から羊を狙って忍び寄る狼を気づき、恐怖の
ため、雄たけびをあげて、狼の存在を他の牧畜犬に知らしめた場面があった。
弱者には弱者の役割の存在を、生々しくレポートしていた。これこそ、
「公正世界」というのだろう。老いて、傷つき、片隅で狼の影に怯え(笑)
早朝に、吠える代わりに、これを書いている我姿と自嘲していると、書けば、
丁度よいオチになるが… 次のテーマは、『公平・公正と平等の差』ですか。

・・・・・・
4635, 夫婦格差社会 〜どういう男女が結婚するのか ー4
2013年11月24日(日)
     『夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著)
 * パワーカップルの最たる医師同士と、法曹界の収入は?
    ー要所を抜粋するとー
《 現在、医師の女性の占める割合いは20%。50年前は10%。
 現在の医学部の女子学生は40%を占めている。とすると近い将来、半分
近くが女医になると読み取れる。今だ役所、企業での女性の位置が低いが、
医療現場では、さほど、その障害がないことが挙げられる。現在、一億以上の
高所得者のうち、7人に1人が医師である。特に、開業医の収入が多いことは、
巷に知られている。男性医師の4人に1人、女性医師の3分2が、医師と結婚。
男子が少ないのは、収入が多いので、専業主婦の相方でも困らないことがある。
医師以外に、36・5%が薬剤師、看護婦、医療技能職の医療従事者がいる。
ちなみに、学生時代知り合った場合、に妻の方が子供育てを考え、負担の
比較的軽い、精神科、眼科、皮膚科を選ぶケースが多いという。
開業医が2千5百万、勤務医が、その半分の1230万。
医師カップルは2千〜5千万。開業医で夫婦で運営すれば、一億超える
ことも珍しくない。医師夫婦こそ、スーパーカップルといえる。》
▼ 収入から見ると、医者は一種の特権階級の住人。医師のパワーカップルに
 比べ、法曹界の収入は心もとない。女性が司法試験に合格し弁護士になる
プロセスが大変な割に収入が少ないこともあり適さないこともある。男性弁護士
からみて、弁護士の妻は6・6%にとどまり、医師の比率から見て6分の1になる。
それだけ医師の収入条件が良い。難関の司法試験に合格し、司法修行を終えても、
法曹職を得られない人が2割もいる。しかし、米国社会の後追いをする日本も、
訴訟社会になっていくので法曹職も、将来性がある。情報化、グローバル化社会
は、弱肉強食、一強多弱が更に進み、階級社会が固定化する。そこに生じてくる
のは激しい階級間闘争。とすると、第三次世界大戦が東西冷戦とすると、第四次
世界大戦は、民族間と、階級間の、果てしない戦争になる。それも、テロという
手段が頻繁に使われる不安定な社会が現れ出る。その反面、パワー階級は、
今もだが・・ 特別区という別世界に住むようになる。まあ、あまり明るくない
殺伐とした近未来が待っている。TPPは、アメリカ社会に右ならいということ。

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11月24日(日)
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