ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383718hit]

■6788,閑話小題 〜書家・武田双雲
故の、特別な才能が深く掘り下げる特別の才能も授かる。

・・・・・・
6424,旅行の話 〜パックツアーの構造 ―5
2018年10月15日(月)

     * 事例で見ると…
・『エジプト・トルコ10日の旅』が、その最たる事例。 
 ローマで乗り継ぎ、カイロから、ナイル川沿岸にある3千数百年前の遺跡群を
周り、カイロに戻り、ピラミッドをみた後、トルコのイスタンプールへ。そして
アンカラからカッパドキアの地下都市を早朝から深夜までの過酷なコース。
 その過酷の日程を何とも思わせないのが、遺跡が物語る歴史の広がりと、深み。
エジプトといえば、ナポレオンのエジプト遠征で「兵士諸君4000年の歴史が
見下ろしている」の演説。1798年、ナポレオンが行ったエジプト遠征の翌年八月、
ナイル河口のロゼッタという町の近くで塹壕を掘っていた工兵が黒石の断片、
ロゼッタ・ストーンを発見。 この断片には、BC196年に発布された
プトレマイオス五世を讃える諸行事の規定が、二種の書体のエジプト文字と
ギリシア文字の三書体で繰り返し記されており、これを手掛かりに、フランスの
シャンポリオン(1790〜1832)が、エジプト文字の解読を成功させた。
ナポレオンの戦略は失敗に終わったが、石の発見は大きな功績となった。
・エジプトから息をつかさず、トルコのイスタンプールへ。世界で最も美しい
モスクと評され、トルコを代表するブルームスク寺院は、オスマン帝国時代1616年
に建造されたもの。そして、アンカラから、カッパドキアの地下都市群へ。異教徒
の侵略から逃れるためにキリスト教徒が、奇岩群に隠れるように造られた地下都市。
この旅行で初めて、その存在を知ったが、宗教間の争いの過酷さが垣間見えた
信じ難い光景。ピラミッドに、ラムセス?のミイラ、アスワンからルクソール
までのナイル川沿岸に点在する古代遺跡、そしてトルコの遺跡。 僅か10日で、
背中に重い歴史を背負いこんだ感覚になってしまった。ツアーなればこそ可能
にしてくれた事例。世界は広い上に、深い歴史が、地下深く埋ずもれている。

 ネットサーフィンの、このコースのコピー。
私はエジプトからトルコの逆の10日間のコース。観光内容は全く同じ。

 ――――
≪ 阪急交通社(トラピックス)の「エジプト・トルコ 周遊11日間」、
 まずはエジプト編です。

(1日目)
21:25 中部国際空港よりエティハド航空でアブダビへ。(所要時間約12時間30分)
 ※北京で約1時間駐機  (機内泊)

(2日目)
06:20 アブダビ到着。
09:30 乗り継ぎ空路、イスタンブールへ。(所要時間約4時間45分)
13:15 イスタンブール到着後、バスでチャナッカレへ。(320km6時間)
 ダーダネルス海峡は、フェリーで移動。
20:30 ホテル到着。   (チャナッカレで宿泊)

(3日目)
07:30 古代都市トロイへバス移動。(約20km1時間)トロイ遺跡観光(1時間) 
 観光後、ベルガマへ。(約230km約4時間) アスクレピオン観光 トルコ石の店
 で監禁 クシャダスへバス移動。(約205km3時間)
19:30 ホテル到着。 (クシャダス宿泊)

4日目
7:30 ホテルを出発、エフェソスへ。(約20km/約1時間)エフェソス遺跡観光 
 革製品のお店で監禁 その後、パムッカレへ。(約185km約3時間)
 ヒエラポリス遺跡、石灰棚観光後、アフィヨンへバス移動。(225km3時間30分)
20:30 ホテル到着。 (アフィヨン宿泊)

5日目
07:30 ホテルを出発し、コンヤへ。(約223km約3時間30分)
 メブラーナ博物館観光  ※入場観光 インジェミナーレ神学校観光後、
 カッパドキアへバス移動。(約230km約3時間)
 途中☆陶器のお店で監禁。18:30 ホテル到着。 (カッパドキア宿泊)

6日目
05:30 バルーンツアー又は4WDサファリ カイマクル地下都市観光 
 ギョレメ野外博物館観光 ※入場観光
 ウチヒサール パシャパー デヴレント エセンテペ トルコ絨毯の店
 観光後、アンカラへ。(約280km約3時間30分)

[5]続きを読む

10月15日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る