ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6781,閑話小題 〜「美」を感じる心が『魂』 −1
それまで続けてきた
<秘・異郷ツアー>の行先の難度を1ランク上げ、回数も2年に3回のペースを、
年2回に!> …他には
<個人用HPを開設し(当時はブログの出だし)、乱雑にしてきた情報管理
をネット上に移行すること> にした。
これで60歳からの人生を‘気楽’に愉しむことが出来るようになった。
とすると、それまで楽しみを味わい尽くしておかなければならないことになる。
これを言っては身もふたもないが、とはいえ人生をそう気楽に楽しめる訳がない。
何事も準備、60歳までに30年分を凝縮出来たのは、それまでの30年以上の読書
の集積などの準備があったため。更に21歳時に、1ヶ月の欧州旅行の楽しみの
極致の味を経験したこともある。それと両親の晩年の人生への取組を後ろ姿から
学んでいたことも。 楽しみは、自ら創造するしかない。その為には内的に、
外的な準備が必要となる。人それぞれだが、こと楽しみ方では、無知に近い人が
まりに多い?… それでも知らないより知っておくべき遊び方が提唱されている。
〜本書のエキスは、巻末にまとめられている。
次回からランダムに幾つかの各章を取上げてみるが…
楽しみ方は、質の高い至高体験の味を経験すること。ある程度蓄積の質量が
高まると、「楽しみ自ら」が、知らずと擦り寄ってくる。最後に残るのは、
『楽しかった!』という実感だけ。そう思ったら、心の中で繰返すこと。
【 まとめれば ― 25のアドバイス
[基本的心がまえ]
◎晩年は「賢明さ」より「楽しさ」が大切
◎時間はたっぷりあるので焦らなくていい
◎文科系の世界に生きがいを見つけるのが賢明
◎「自分もああなりたい」という存在を思い出そう
◎平凡な人の平凡な教訓が役に立つ
[自分のテーマを発見するには]
◎自分の能力が生かされることは何か
◎若い頃にやり残したことは何か
◎何をしている時が楽しいだろうか
◎願望は紙に書いて貼っておこう
◎実現の手段は考えなくていい
[不安から脱出するには]
◎心配性の人は水泳を習いなさい
◎15歳に戻ったつもりでスタートしよう
◎本当のあなたとは「あなたの意志」のことです
◎自分の自由にならないことは諦めよう
◎将来のことを考えて今日を生きなさい
◎恍惚となる時間を増やそう
[さあ、トレーニングを!]
◎カラオケで記憶力を鍛えなさい
◎毎日、音読する習慣を付けよう
◎脳の活性化のために舌の運動をしよう
◎「職務」を作って忙しく生きよう
◎「歩行禅」で脳と足腰を同時に鍛えよう
◎腹を減らして身体を刺激しよう
◎真向法で身体を柔らかくしよう
◎毎日、30分昼寝をしよう
◎寝室を分けて1人で寝よう
「あとがき」で、
<95歳まで生きれば、たいていの人は苦しまずに死ぬ。生への執着、未練も
なくなるし、死への恐怖もなくなる。正に聖人、高僧の心境で、そうなればお経も
バイブルもコーランも不要になる。こんな観察にもとづいて、60で定年になった
人も、95歳をめざしてもう35年頑張ろう、ということを主張したかった> …
<若い時にお寺に入ったり、修道院に入れば、精神的・肉体的煩悩が多く、修行も
辛いであろう。正にそれが功徳にもなるのであろう。しかし凡人が俗世で生きて
いくことにも、寺や修道院とは違った苦労が多い。お寺の中と世間の中と、どっち
の苦労が多いかわからないと昔の日本人は考えた。だから俗世間で苦労しながら
生計を立て、子どもを育てたような人が死んだ時、戒名を与えて、お寺の中の修行者
だった人なみに待遇して、あの世に送ってやるということを発明した
(戒名の起源はこのようなもので、日本独特の風習だという)>…
<老人は肉体的には成長できない。むしろ身長などは縮まる。しかし祈りや、
黙想や、読経などにより、精神的には最後まで成長できるのである>
・・・・・・
6052,「老人の壁」 〜読書日記 −3
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10月08日(火)
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