ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6744,読書日記 〜『科学者が解く「老人」のウソ』 ―3
弱いものを守るために戦えなくなり、肉体労働もできなくなってくるのが50歳
くらいだったのです。つまり、50歳で生物としての人間が終わると私は考えます。
その後の人生は別の理由≠ナ生きる別の人生です。
私たちは、人生は1度だけだと思っています。しかし、それは誤解で、実は、
人生は2度あるのです。 生まれてから50歳までの「第1の人生」と、50歳以降の
「第2の人生」の2つの人生が1人の人間にはある。その境目が50歳です。≫
――
▼ 51歳から23年近く経過したが、思いもよらない起伏の富んだ経験をしてみた。
後半の人生も半ば、寝たきり、介護生活に同年代の過半数が入りつつある。
人生の総括が、残された寿命の課題だろうが… これも終えてしまったような?
――
八木重吉の詩。
‘夕焼’
ゆう焼けをあび
手をふり
手をふり
胸にはちさい夢をとぼし
手をにぎりあわせてふりながら
このゆうやけをあびていたいよ
・・・・・・
6381,読書日記 〜哲学と対決する ―2
2018年09月02日(日)
『哲学と対決する』デヴィット・エドモンズ著
ウォーバートン,ナイジェル著
* 一番人気の‘デイヴィット・ヒューム
◉ ジョナサン・ウルフ
<多分、ヒュームだろうね。26歳の時に、『人間本性論』を書いていたという
のがその理由。その中には、とてつも独創的な新しい観念が幾千も詰まっている。
年端の行かない若造が、既に考えていたということは奇跡のような気がする。
無駄を省いた表現の信じられないほどの簡潔さにも感心させられる。1ページで
3つもの素晴らしい議論が読めるんだ。殆どの哲学者は、ヒュームの本の1ページに
のっている観念を生み出すだけでも、自分のライフワークとして満足するのだね。
◉ チャンドラン・クカサス
一つにそれは私自身の経歴に関わっている。私が修士の学生だった頃、体系的
に取り組み始めた最初の哲学者が彼だった。彼の常識的で人間的な姿勢に引か
れるためです。私にとってあまりにも冷徹すぎるドイツ人ほど冷徹でない彼の
道徳の理解に心が引かれます。
◉ バリー・スミス
一人挙げろといえばヒュームです。彼は僕らの人生のあらゆる側面を的確に理解
していたと思います。心はどのようにして動くか、僕はどのようにして世の中に
適応するか、徳性の性質、美の判断、政治学などすべてです。本当に彼は、僕らが
生きものとして生き物としてどのように動くか、心がどのようにして構築され、
どのように組織されるのかといったことを正確に理解しようと努めました。
―
▼ ヒュームが多いのは、対象が哲学者だから。哲学書を読む度に、どう考えても
理解できない哲理ばかり、秀才、天才は、遥かに難しい論理を軽く理解し、その
先の世界に入って、更に論理を拡張している。その難しい哲理を、ヒュームは、
論理的に説くから、人気がある?
・・・・・・
6014,閑話小題 またまた4kTVについて
2017年09月02日(土)
* 4kTVを入替えて8ヶ月
去年暮れに、寝室のTVを7年ぶりに入替えた感想を何度か書いてきた。
その1年前に、ブルーレイを入れ、WoWoWの2台目契約をして、1年分の
映画、ドラマ、海外旅番組など、私専用の300本を録画していたこともあって、
毎日が面白さが格段、上がった。その上、TV画面がフルハイビジョン以前の
100万画素から1100万画素にアップ。0・3の視力が3・0になっと同じようなもの。
更に、ネット配信で、YouTubeなどの映像が自由にみることが可能になった。
これは、生のリアル社会より、虚構のドラマや、旅人の代行をするレポーター
の映像に埋没する「オタク」に陥ってしまう。 まだ、スポーツジムと、
早朝のポタリングと、図書館と、随想日記で自己主張の外出が組んであるため、
平衡感覚を保てるが。
5〜7年スパンで、TVを入替えてきたが、7年前に入替えた時の驚きも大きく、
日常のTV生活が大きく変わってしまった。地上波の全ての番組を自動録画を
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09月02日(月)
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