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堀井On-Line
by horii86
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■6167,閑話小題 〜映画鑑賞
・ 嘘とは何か、それは変装した真実に過ぎない ーバイロン
・ 嘘つきの受ける罰は、誰も信じなくなるというだけでなく、
誰も信じられなくなることである。 ーバーナードショウ
・ 嘘つきの名人でないならば、真実を語るのがつねに最良策だージェローム
・ 嘘とは、私がつくったものでなく、階級に分かれた社会に生れたものである。
だから私は生まれながらに嘘を相続している。 ーサルトル
・ 人生において最も難しいことは、嘘をつかずに生きること。
そして、自分自身の嘘を信じないことだ。 ードストエフスキー
・ 誰かが嘘をついていると思ったら、信じているふりをすればよい。
そうすれば、もっと嘘をついて正体を暴露する。 ーショウペンハウェル
・ 半分の真実は嘘より恐い ーフォイヒタースレーベン
・ 我われの肉体が衣服で包まれているように、精神は虚偽に包まれている。
ーショウペンハウェル
それでは真実とは何か? 主観的な思い込みを真実と解釈しているだけでは
ないか?という疑問が残る。 あるブログに、次のようにあった。
『自分が信じる事実、それがその当事者にとっての真実。しかし、それは
その当事者にとっての真実であり、別の当事者にとっては別の真実があっても、
何の不思議もない。なぜなら、それぞれ違った自分勝手な思惑で物事は起こるから。
事実は一つでも、それぞれの当事者の勝手な思惑がそこに加われば、真実は一つ
ではなく、いくつもの真実が発生してしまう。このような状況の中、人の世で、
真実を見極め、物事の本質を見極めるには、心で物事を見、心で聞き、感じる
しかない。』 カントの「認識は対象に従うのでなく、主観に対象が従う」
ということか。深入りしないこと!
・・・・・・
2014年01月31日(金)
4705,末期がん、その日のための予習を ー3
ー「末期がん、その不安と怖れがなくなる日」樋野 興夫 (著)
がんをポジティブに捉える提言である。この「がん」を、『挫折』か『苦難』
に置き換えると、人生訓になる。その時から、残された貴重な時間をどのように
過ごすかは切実な問題。最期の大仕事、それは淡々と死ぬこと!
* 第二章がんになって見えてくるもの
がんとの闘い・自分自身との闘い
ー自分と闘い、支えるのは、自分自身。それに気づくのは自分
がんは人を哲学者にする
ー「人生とは何か」「より良い人生は何か」を考え直す機会にする
ムダを捨てれば頭も心もクリアに
ー死を前にして、虚飾、名誉も無駄 クリアになって人生を見つめ直すこと
がんだからこそ手に入るものがある
ーがんで疎外され、孤独、孤立をするが、それが自由に繋がる。
まず自由な時間が命よりたいせつなものを見つける
ーこれは人によって違う。自分で探すもの。それが最後の仕事。何だろう?
がんは生きる「WHY」を見つけるきっかけ
ー「HOW」から「WHY]へ重心を移動する機会。それが哲学
ほんとうの自分を見つける旅
ー社会的役割が削ぎ落とされた時、自分の本質が見えてくる
使命感があれば充実した日々
ー自分が何か必要とされているといないとでは、大きく違ってくる
自分が「なすべきこと」は何か
ー「やらなければならないこと」と「なすべきこと」は違う。
その見直しから暇を怖れず、暇を楽しむ
ー「何もしない」時間の必要性に気づく機会。
暇を楽しむ、遊ぶ、心の切り替え時
自分を変えることは感動のドラマ
ー外へのネガティブな反応を自分の内面へ切替えると、大きな変化がでる
がんは「人間力」を高めるチャンス
ー急激な石段を登った先には、全く違った視界が見えてくる。
辛いががんは親しい人たちを大きく育てる
ー家族など集団は、困難になるほど結束するもの・・
がんになっても「与える喜び」はある
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01月31日(水)
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