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堀井On-Line
by horii86
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■6128,読書日記 〜『金言・笑言・名言録』
信じており、地獄、悪魔の存在も信じている。原理主義者は世界で起きている
ことはすべて「神と悪魔の戦い」とみなす。「邪悪な人々」は「抹殺」される
べきと考え、神の教えに反する不道徳な制度・慣習は廃絶されるべきと考える。
それが政治にも直接反映、レーガン大統領は、ソ連は悪魔に導かれた「悪の帝国」
とみなしたし、中絶や同性愛を認める人々は神の教えに反しているとした。
 宗教右派の分析が面白い。そこで紹介されている有名テレビ説教師や、CNNに
次ぐネットワークカを持つCBN(宗教テレビネットワーク)の驚くべきパワーを
知らないと、アメリカの政治と社会を本当に理解できない。特に彼らの政治力が
存分に発揮されることでイスラエル全面支援の米外交戦略が維持されていること
がわからないと、中東問題は理解不可能。 今世界のユダヤ人は約1300万人。
うち4割がイスラエルに住み、4割はアメリカにいる。アメリカとイスラエルは
切っても切れない関係だが、彼ら宗教右派の未来イメージが、悪魔と反キリスト
が起す最終戦争のハルマゲドンの戦いにあり、そのとき天の軍勢をひきいて
キリストが再臨してくると信じているなどと聞くと、なんともあきれ返る。 
(略)・・著者はパリ在住の著名な米布教活動家。ユニークなのは、キリスト教
原理主義にネオコンの思想を加えた右派の思想がなぜ近年のアメリカ言論界で
これほど圧倒的な影響力を持つにいたったかの分析。その背景には、資金潤沢で
よく組織された右派エリートたちによる論壇コントロール長期戦略があった。
その戦略下、過激な右派思想が「『思想を正統化する存在』として機能する
大学やシンクタンクや各種財団を制覇」した。 その結果、巨大な右派思想
ネットワークが、大学、シンクタンクだけでなく「個別問題の政策開発センター、
草の根組織、出版社」などまで乗っ取り、いまやアメリカ全体がそのネット
ワークにおおわれている。・・ ≫
▼ 上記からして、、現在のアメリカと世界の政治の大きな構図が見えてくる。
 欧米の考え方は、『白人をトップにした進化論主義で、その下に、赤、黄色、
黒色と、進化が遅れた人種が続き、黒の下には、類人猿がいる』という考え。 
白人にも細かいランク付けがある。 世界の1%が、世界の富の半分を保持。
 格差社会の扇方の骨格が軍隊と警察と、銀行と、司法になっていて、
日本はキリスト教原理主義に間接統治をされている!のが実態である。
・・・・・・
5395,自分史の書き方  ーF
2015年12月22日(火)
           『自分史の書き方』立花 隆(著)
   * 年表を自分史のコンテにする
 履歴書と個人・家族史を骨格として、設計図面のように何度か書き直し、
そこに詳細を書き込んでいく。それを著名なライターが、指導するため、
受講者の内容は当然、アップスケールする。文章でも、ディベートでも、
やはり基礎知識が必要となる。以下は、自分史を書くにあたっての要諦になる。 
≪ 文章を書く上でいちばん最初に迷うことは、なにについて書くかである。
 題材、テーマということだが、自分史の場合は、それが決まっているから、
そこで悩むことはなにもない。自分という人間がどのようにできあがったか、
その流れを時間を追ってながめなおす、というのが自分史の基本だ。
初期の授業紹介にあったように、受講生たちに最初にやらせたことは、
「自分史年表」を作ることだった。
 通常、長い文章を書く時には、その大ざっぱな内容の流れをメモ風に記した
「コンテ」を作るのが普通だ。自分史の場合、この自分史年表がコンテになる。
いい自分史年表ができたら、自分史はもう半分できたといってもいい。
それくらいこれは重要な要素だから、初期の授業ではここに一番力を入れた。
自分史年表は何度も形を変えて作り直してもらっている。
 最初スケッチ程度のものを出してもらって、それをまた教室のスクリーンに
映し出して、いいもの、悪いもの、いい点、悪い点を具体的に指摘していった。
いいものをいくつか紹介していくと、次の回では、皆がいいものを真似して

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12月23日(土)
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