ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6122,閑話小題 〜日本海の夕陽
の文章が先日、久々に参加した木鶏クラブの人から何気なく「閑話小題」が
一番面白いと言われ、何かの間違いと、再び聞き直したほど。それでも
「その人が、たまたま、そうか?」と半信半疑。ところが昨日、ある知人が
訪ねて来て「閑話小題」が面白いと全く同じことを言った。この10年間、
一度も言われたことがない「‘しょうがない’閑話小題」が面白いが偶然にも
一週間内に、たて続きである。実際、長い文章ほど時間もエネルギーも要する。
書くほうからしたら、その分、自己満足する。昨日の友人曰く、「それは、
あなたの言葉で、身近かなことを実感で書いているのが伝わってくるからよい」
という。日々の身近な内容はブログ「バード・ウォッチング」に書きとめていた。
要は実感として書いた文章こそ、相手に伝わるのである。記事とか書物の感想文
は、自分の記憶として留めておくためのマトメとして書いている。さらにいえば
一年先、数年先の自分が読み返し、消化するためのマトメ。読む方からしたら、
それは、それでしかない。しかし小題は書き散らした短文をマトメタもので
要点だけ書いてある。それなら閑話小題を多くすればよい。書いている方は無我
夢中であるが、読んでいる方は、その無意識の本音を楽しんでいるのである。
だから、冷笑も、侮蔑も、「何じゃい、笑うなら笑え、笑われて何ぼじゃ」
と割り切らないと。 ブログは結局は自慢話?の披瀝になる。
読んでいる方は冷静に、その辺が見えている。息抜きの文章が面白いとうと、
もう少し内容に強弱をつけた方が良いということか!書くテーマが見当たらず、
苦し紛れの「閑話小題」が、逆に、井戸の底から湧き出てくる水の味なのか。 
書き、曝すことの恐ろしさと、面白さか。ネット・セルフも色いろ考えさせられる。 
そこで、閑話小題を遡って調べたら、月に1〜2度しか書いてない。
内容も短くまとめてあり、解りやすく、言われるとおり。これからは週一ぐらい
は「閑話小題」を書くことにする。 ところで、「ツイッター」も時々
書いているんだけど! 少し軽すぎる?
・・・・・・
5025,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー3
2014年12月17日(水)
          『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著)
   * 今世紀で人類は終わる?  
「今世紀で人類は終わる?」マーティン・リース(著)から!
  ー内容(アマゾン)ー
< たとえば、致死率の高い危険なウイルスのDNA配列情報は、いまやだれでも
ネットからダウンロードできる。このDNA情報から、ウイルスを合成し、さらに
強力なウイルスへと改造する技術を持った科学者は、世界に数千人存在し、その
数は年々増えている。もし、通り魔殺人や銃乱射事件を起こすようなタイプの
人間がこの技術を習得したら、いったい何が起きるだろうか。核戦争や地球
温暖化といった、20世紀から危惧されてきたものとは全く別の、予想外の脅威
による人類文明終焉のシナリオを、第一線の物理学者が描き出す>
 ー著者・立花の解説が明快である。
≪ 著者は宇宙物理学者。英王立天文台の名誉天文台長をつとめる。
 話はすべて、科学的にありうる地球滅亡、文明滅亡の話。小惑星の衝突、
「温室効果」の暴走、といった自然現象の脅威もあれば、核兵器の拡散、
バイオテロ、カルトの先鋭化といった人間の暴走現象もある。
自己複製する機械ができて、人間より優秀になり、ポストヒューマン文明を
築いてしまうとか、生物を栄養源とする自己増殖ナノマシンが生まれて、爆発的
に増殖し、地球上の植物を食いつくしてしまうなどというテクノロジー
未来物語もある。 驚いたのは、最先端の素粒子実験がもたらしかねない世界
の終り。巨大な金や鉛の原子核を光速近くまで加速して衝突させると、原子核が
くだけてグジャグジャになり、小スケールだが、ビッグバン直後の世界を再現。
すると、ブラックホールができて、周りのすべてを吸いこんでしまったり、
複数のクオークが途方もなく圧縮されて、ストレンジレットと呼ばれる奇妙な

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12月17日(日)
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