ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6060,閑話小題 〜恐ろしい身近な現実 −4
『紙の本と同じ本を電子書籍で読む』〜つまり『2冊目』を電子書籍で買うと
いうことです。あくまでも最初は紙で読むことを原則として、紙で読んで
常時携帯しておきたい本、あるいは紙の本は将来的に捨ててしまうかもしれ
ないけれど、持っておいたほうがいいと思う本を電子書籍で買うのです」
・また、著者は電子書籍について、
「電子書籍が画期的なのは、今まで物理的に制限のあった持ち歩ける本の量を、
飛躍的に拡大させたことです。紙の本だけしか持てなければ、カバンのなか
には新しい本が優先的に入ってしまう。ところが電子書籍端末では、
千冊以上を持ち歩くことができるので、過去に読んだ本へのアクセスが
圧倒的にしやすくなりました。その利便性を最大限に活用する方法が、
『2冊目』としての読書なのです」
・紙の本でも、電子書籍にしろ、購入するには当然カネがかかる。
著者は「教養にカネを惜しまない」として、
「教養とは生き残るために必要な知恵のことですが、インテリジェンス=教養
ではありません。知性や理解力と訳されるインテリジェンスというのは、極論
すればゴキブリや猫に対しても使える概念です。しかし人間にしか身につかない
知恵は、知識に裏打ちされていなければいけない。 つまり、教養とは
『知識に裏打ちされた知恵』なのです。そして、知識に裏打ちされた知恵を
持つということは、考えを言語化できるということです。インテリとは、
自分のおかれている状況をきちんと理解して、それを言語によって説明できる
人間のことを指します。そのためにはできるだけ質の高い本を深く読み込み、
反復しなければなりません。常に持ち歩くことができる電子書籍は、繰り返し
読むことに秀でた道具ですから、教養を身につける手段としてこれを活用しない
手はないでしょう」≫
――
▼ 初代キンドルを使いだした知人に、『どうですか?』と聞いたところ、
奇妙な顔をした中途半端な生返事。当時、上記を言いいたかったのでは?
哲学書を一度、目を通しただけで、理解した気になっているが、読み返す度に、
新鮮な理解があることが多い。これはという本は繰返して読めば良い。それが
安価で可能なら、利用しない手はない。まだまだネットの検索機能を、充分に
使いこなせない。キンドル購入を迷っていたなら、「キンドル 使いかって
感想」など、様々な入力をすれば良かった。としても、シネマに、TVドラマ、
ネットサーフィン、ポタリング、スポーツジム、読書と、多くの入力と出力の
機会の多いこと。何のため、80年の人生を与えられたかを、さらに深耕して
考えた方がよい。それにしても、何もかもが便利で機能的である。
・・・・・・
5328,閑話小題 〜鼻風邪
2015年10月16日(金)
* 鼻風邪をひいて
温寒の差が大きいためか、一昨日より鼻風邪でクシャミの連発。
昨夜、家内が殊勝にも薬と栄養ドリンクのパブロンを買ったのを飲んで寝た。
<どうした風の吹き回し?>というと、<うつされるのが嫌だから>とか!
今朝、何とか厚着をして早朝の自転車散歩に出発しようしたと同時に、
クシャミが5回連発。で、急遽、出かけることを断念した。毎食後に
風邪薬を飲んでいるが、ピークは過ぎたようだ。
* 大手大橋の歩道と車道の防壁の設置
信濃川の大手大橋の歩道と車道の間に鉄板の防壁壁の工事が始まった。
そこに、書いてあった内容が、< 平成8年に、福岡で酔払い運転で衝突
された車に乗ってた親子3人が、歩道に乗り上げ、手すりを突き破り、川に
転落死をした。その対策のための工事。>とあった。たまたま、九州であった
事故のため、日本中の大橋の防壁工事をするのは、どうみても過剰である。
銀座でヤクザが、渋滞に苛立ち、歩道に乗り上げて通行人を殺傷した事件が
あったが、それで銀座の歩道に柵をつくるか? つくらないだろう。
そのレベルの話。これが日本の公共工事の一端とみてよいが、それにしても、
変と誰も思わなかったのだろうか。 少し違うが、三井住友建設施工の
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10月16日(月)
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