ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6059,閑話小題 〜人生を変える切っ掛けの書
・この夏にも、母の実家を継いでいた従兄が亡くなった。長岡駅前で、『煮込み
専門店・山小屋』を40年間、経営していた。 生涯独身だったが、店には二才
年上の実姉も手伝っていた。店も終った夜半、後かたずけ直後、その場で脳溢血
で倒れ、こと切れていたのを、翌朝、店にきた姉が発見したという。あっさり、
人生を生きとおし、あっさりと亡くなっていった。
・それと、去年の秋に、私の一番上の姉の連添いが、亡くなった。その二年前に
市内に住む従姉も亡くなった。半回り、一回り、上の世代の順番がまわってきて
いるようだ。これが、70歳代に入った風景。
・同期の年代は、既に3割近く亡くなったが、やはり、元気で長生きが望ましい。
これだけの激変する娑婆を生きる経験は、生きるに充分、値する。
さて、今日の夕刻、『通夜』。明日の昼には、『葬式』に参列予定。
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5327, 孤立のどこが悪い! 〜グー・チョキ・パー
2015年10月15日(木)
* 孤独、孤立の暗いイメージ
人が信念に従って生きていくには、自分を閉めて目標達成のための知識と経験、
そのための挑戦、闘いを続け、基礎になる富と技能を洗練しなければならない。
だからまず自分を閉めて孤立も恐れない信念が必要になる。
そして、そこで熟練した技と、エネルギーを一点に集中して新たな創造を成す。
それも時間とともに陳腐化していまう。そこで、いま一度、自分を閉めて
孤立化する。その繰返しで、人は、ここまできた。それが、常に開くことが、
良いことになっている。いつの間にか、洗脳されたのである。だから欧州では
長期休暇をとって何もしないバカンスを取っていた。
「おひとりさま、生涯未婚、無縁社会とか、村八分、一人ぼっち」。
そういうのは、レッテル張りの言葉。孤立についても、本来、人は孤独な存在。
無理に世間に合わせ、社会とつながろうとするから変になる。絵描とか、庭師とか、
大工職人は、その世界に閉じこもった世界に住んでいる。 接客業と、どちらが
良いかは、一概に言えないが、やはり、長年の歴史のある閉めた世界には、
それなりの重みと深さがある。
ふと、このことを考えていた時に「グー・チョキ・パー」が思いついた。
グーは、閉めた孤立の状態。パーで開いて放出したエネルギーが尽きようと
するとき、チョキが、それを切りとり終わりにする役割ということ。
<順境には、枝を張れ、逆境には根を張れ>が、「パーと、グー」に似ている。
事業整理から4年半になるが、あのままの延長だったら、今頃は、パー。
歳を重ねていくと同時に、すべての人は、孤立化した孤独の老人になる。
「その何が悪い!」という開き直りも必要だが、趣味を持って日々を楽しく
過ごせることが必要である。
・・・・・・
4962,閑話小題 −アベノミクスへの疑問、再び!
2014年10月15日(水)
去年の同月同日のテーマが「アフォミクス」であった。その数ヶ月前にも、
同じテーマが幾つかあった。その後、東京オリンピック誘致に成功したことも
あり、このところ批判の声が低くなっている。デフレ基調の中でのインフレ
の誘導には、必ず無理が出ることは必定。欧米各国は、先行きが不透明の中で、
オリンピック立候補を避けたが、何を血迷ったのか2020年のオリンピックに
立候補、選出された。 国家予算の半分も収入がないボロボロの借金体質の
国家が、これでは、地獄の蓋をあけて自ら飛び込む行為になる。
それも、この惨状の責任者の元首相が二人が、現在の首相と、副首相という
から、お笑い! 日本は、70年近くの実質アメリカ占領政策で、狂った!と、
言わざるをえない。近い将来の国家の行く末は、惨たんたる状態は必定。
恐ろしいが、これが現実。それを横目で見ながら、私も地上から消え去る頃。
その前に株式の暴落が起こる、それは前触れもなく、ある日、突然に起こる。
もう一線から退いたため、その先行きが、より鮮明に見える。
以前、同調した論説は間違いなく正しい! このバブルに乗って泡踊りを
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10月15日(日)
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