ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6048,何を許しますか? 〜読書日記 ー1
チベットや、オーストラリアのアボリジニの伝統にヒントを得た、祈りに
近いめい想法です。まず、自分が一番リラックスできる場所にいることを
イメージします(自分の部屋や、大自然の中など)。
次に、自分の家族、友人、動物などをイメージし、それらを癒すことを
イメージしてください。自分のあまり好きでない人などの事も、優しく
イメージしてあげるのがポイントです。時間は、アラームなどをセットして、
3〜7分程度をおすすめします。≫
▼ 飛行機内のエコノミーの席で、何もしない状態で、10数時間の拘束状態
に置かれるが、高速移動の乗物では何故か頭が冴えわたる。それを有効に
使わない手はないと、20回目辺りから気づいた。目の前に据付けられた機器
から流される映画や音楽もフルに使える。人間は脳の2〜3%しか、使ってない
というが、その枠を解放する役割が、瞑想ということになる。その為には、
現在、縛られている役割(枠組)から、ドロップアウトをする手段でもある。
で、偶然だが、去年の以下の内容に脈絡が続いていく。
・・・・・・
5316,閑話小題 〜本を読まないのはケダモノと同じ
2015年10月04日(日)
藤原正彦・レポート〜「読書と教養」が大局観を育てる〜
* 読書と教養が大局観を育てる
読書をしない人は、直ぐに分かる。これだけは、隠しようがない。
今でも遅くない、学歴、血筋とは関係なく本だけは読まないと!
ここで、その読書と教養の必要性を、鋭く簡潔にまとめている。
≪ 教養を、積極的に身につけていくにはどうすればいいか。
もちろん、実体験を重ねることは非常に大切です。様々な人間と会い、
話をして、恋をしたり、裏切られたり、騙されたり、喧嘩をしたり、悲しい
別れにあったり、そういった体験すべてが教養になる。それが、後々の選択や
判断にあたって効いてくる。ただ、やはり実体験で得られるものは限られます。
1人の人が一生の間に関わることができる人間の数は限界があります。
ましてや、深く意思疎通をすることができるのは、その中でも一握りだけ。
そうすると、実体験による教養というのは、非常に重要だけれども、
限られたものにならざるを得ない。
その点、読書を通してなら、古今東西の賢人の言葉に耳を傾ることができます。
あるいは、庶民の哀歓に涙すること、もできる。金持ちの驕り、貧しい人々の
苦しみに触れることもできる。美しいものに感動することもできる。
ありとあらゆる経験をなぞることができるのです。しかも、本には、誰かが
考えた「思考の形」が、まるごと詰まっています。普通の人がふだん喋る話は、
たいてい筋も順序もめちゃくちゃです。でも、本は、どんな本であれ、著者が
読者を説得するために必死になって書いていて、ちゃんと構造というものを
持っている。それを読むと、なるほどへ脳ミソの回転、論理の展開、とは、
こういうふうにするのだということを会得できる。物事をきちんと体系化する
能力、構造を分析する能力が身につくのです。 ・・(略)
うちの女房の祖父は、今の愛知教育大学の前身の岡崎師範の教頭や時習館
高校の校長をつとめた教育者ですが、彼はいつもこう言っていたそうです。
「1日1ぺージでもいいから、必ず本を読んで寝なさい。1ページも読まないで
寝るのは、けだものと同じだ。けだものと人間との違いは、1ページでも
いいから、本を読むことだ」と。
だから彼の子どもたちは、寝る前に2〜3へージでも本を読んで、寝ていた
そうです。この教育の効果は絶大で、そうやって育った子どもたちは、皆、
一角の人物になっています。'本を読まない人間というのは、けだものと同じ。
だからこそ、これからの子どもたちにどうやって本を読ませるようにするか、
真剣に考えなければなりません。
例えば、齋藤孝氏の言うように、小中学校の通信簿の国語に、「読書」
という欄をつけ加えるのもいいでしょう。そうすれは、多くの親が率先
して本を読ませるようになる。子どもの頃に本の面白さに触れれば、
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10月04日(水)
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