ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6011,『超一極集中社会アメリカの暴走』
 落ちこぼれだ--。>である。この現実が社会問題にならないのは、誰もが、
アメリカンドリーム、「いつか私も大成功し… 」の妄想があるため。現在の
日本も、同じ傾向になっている。 情報機器も含め4割が情報関連を占めている
現在、若い人は、何はともあれ上質な情報と知識に対し、敏感であらねば。 

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5646,不幸な国の幸福論 〜B
2016年08月30日(火)
       <不幸な国の幸福論  2009/12/16 加賀乙彦 (著)>
    * 考えない、正しく悩めない
 ここまで生きてきて、思うことは、多くの「人は、考えない」ということ。
だから、正しく悩めない。5年半前に、会社の清算に至ったが、その創業設計に、
破綻前提に、万一に備えを組みこんでいた。幼児期に、太平洋戦争の戦災に焼け
だされた中の両親の血の滲む苦労の後姿を見て育ったこともある。夜半、隣で、
母が父に、『死にたい、何もかもが嫌になった』と話しているのが聞こえていた。
両親にとって、長年かけて築いた財産の大部分を長岡空襲で焼け出された前後に、
様々な問題が家庭内に起こっていた。両親は、子供8人を含めた10人家族分を
稼がなければならなかったため、普通の働きでは、生活出来ない。(当時は、
多くの家庭が大家族だったから、別に珍しいことではないが)。この幼児体験が
あったため、準備を含めた45年の事業人生、大変だったとか、会社整理に対し、
何ら後悔がない。決めた時から、万一の場合の覚悟もしていた。 何事も、
『事前の一策は、事後の百策に勝る』で、そのため、考えて考えて考えなければ
ならない。博打は恐怖を見据えて、乗越える中で勝機がやってくる。そのため、
考えない人は、直ぐに感知できていた。日本人は、島国で海に守られている閉鎖
社会。考えないで済まされることも、ある。 〜ネットによる書評から〜
≪ 日本人特有の性質は、自分で考えることをせずに評価の基準を他者に求め
 それに合わせようとする。狭い人間関係の中で簡単に人間にレッテルを貼り、
本来なら複雑な要素から出来ている人間を単純に理解してしまう。それが故に
別の環境であれば何でもないことでも必要以上の敗北感やつまづきを覚える。
 だが、気の持ちようでいつでも人間は幸福を手にすることが出来る。
本来幸せに形なんかない。むしろ理想の幸せの形を決めてしまった時から、
自分はアレが足りない、コレが出来ないとあら探しをしてしまい不幸が始まる。
 人生万事塞翁が馬である。変えることが出来ないものを受け入れる冷静さ、
変えることが出来ることを変える勇気、そしてその2つを見極める知恵。
正しい諦めから生まれるしなやかさを手に入れれば、幸福はもうそこにある。≫
▼ この城下町では、「同化圧力」が異常に強い。だから、地元の長岡高校の
校訓、「和して同ぜず」の和同の精神があるが、実際は、同化しないと、
「どうかなる」のが実情。地元の41年前になるが、Uターンをしてきて、
直ぐに直感したのが、この「同化圧力」の毒素で、脳がやられる恐れである。
そのため、地元の卒業校の同級会以外の会は、一切、参加しないことを決めた。
会社整理で、この御蔭で、人間関係では最小のストレスで済んでいる。
 人間は感情の動物、理性で割切れといっても、そうはいかないが、感情が
元もと皆無のため、同級生の範囲で済まされる。怒りの感情は、全てここで?
 <考えない、なやめない、カッパエビセン> が、何故か浮かんできた。

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5281,「うさぎちゃん」が、心肺停止になって考えたこと! ーC
2015年08月30日(日)
      ーその時、言葉は私の「神」となるー   (新潮45/6月号)
             〜心肺停止になって考えたこと! 中村うさぎ
   * 言葉は原罪から生まれた
 他人からみた私を意識する「自意識」過剰が果たして罪なのか。
二つの私、「自意識の私」と「自我の私」の両者が頭の中で、常に問答をする。
老齢期では、「私の人生、果たして、これで良かっただろうか?」と。

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08月30日(水)
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