ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5930,閑話小題 〜褒められることと、貶されること
「今回は大丈夫か?」ってなるけど、三、四週とやるうちに「行けるん違うか」
ってなる。体が順応できるようになっているんだね。これまでトレーニングも、
体調管理なんてしたこともない。検査も行ったことないし。きっと管理なんか
したちストレスがかかって逆におかしなると思うね。野放しで行けるところ
まで行きたい。そうしたらこの前テレビに養老孟司さんが出ていて、78歳で
タバコは吸うし、酒も飲むし、検査も絶対に行かないって言っていた。
解剖医なのに(笑)。それを見て新しい目標が出来たなと思ったよ。最後の最後に
密かに行きたいと考えている自分の「こころの風景」はある。カウァイ島なんだ
けど、本当に涙が出てくるような風景なんだ。いつかご褒美で行かせてくれへん
かなと思っているけど、ど、うやろう。『にっぽん縦断』やから難しいかもな。】
▼ 前期高齢者の火野は、雨天の時は、結構しんどそうだ。通りすがりの人や、
乗用車から、『いつも、見てますよ』の声が、視聴者全員の声を代弁する。
7年間の毎朝のミニサイクリングで、平日の信濃川の長岡大橋と大手大橋を、
iPodで音楽を聴きながら、鳥の声と、爽やかな空気と陽光を受け走っていると、
『早起きと、一寸した工夫で、毎日、夢のような快適な時間を過ごせるのに、
何故、誰も気づかないのだろう?』と思うこと度々。この閉ざされた時空の中
では、毎朝、毒出しをしないと、精神のバランスが保てないこともあるが。
・・・・・・
5200,ライフステージより、ライフコースへ 〜2
2015年06月10日(水)
『社会学〜フシギなくらい見えてくる!』現代位相研究所(著)
* 個人の活動領域が重視されるライフコース
ライフサイクル論では、家族を中心に捉えられているが、ライフコースは、
個人が中心に据えられている。戦前まで平均寿命が50歳だったが、今では80歳。
それぞれの第二、第三の人生のコースが自ずと多様に分かれてくる。
≪・・植物は種から芽を出し、花を咲かせ、実をつけ、また種をつくり、枯れる。
同じように動物もまた、親から生まれ、成長し、子をつくり、死んでいく。
このように、一つの生命の始まりから終わりまでに着目すると、それは循環して
いることがわかる。人間もまた、一つの生命で、動物であることを考えると、
他の動植物よりも複雑ではあるものの、それは循環しているように見える。
すなわち、親から生まれ、成長し、家族をつくり、子供を育て、歳を取り、
そして死んでいくというわけだ。こうした、出生、成長、成熟、老衰、死亡という、
一生の中の規則的な過程を「ライフサイクル」という。とはいえ人間の場合は、
いうまでもなく、たんなる循環ではない。私たちは、たいていの場合、自分の
平均寿命(日本人の場合、およそ八○歳)を知っているので、自分が歳を取って
死ぬまでの人生を漠然と思い描いているかもしれない。けれども、たとえば、
乳幼児の死亡率の高さを考慮しなくてはならないものの、平均寿命が五〇歳を
超えたのは、実は戦後のことなのだ。さらに、人類の歴史を振り返ってみれば、
その大半は一〇代で亡くなっていたと考えられる。つまり、私たちが老いること
と死ぬこととを結び付けて考えること自体が、それほど自明なことではないのだ。
したがって、私たちの人生は、単に生物学的に捉えるのではなく、社会的・歴史的
影響と結び付けて考えられなくてはならない。こうして、「ライフコース」という
概念が必要となる。ライフコースとは、グレン.H.エルダーによれば、個人が年齢
別の役割や出来事を経ながら辿っていく人生の経路である。ライフサイクル論では、
生物学的な加齢が重視され、また、個人が家族の中で成長し、家族を形成し、家族
の中で人生を終えることが前提とされていたために、家族それ自体が注目される。
これに対してライフコース論では、家族の内部だけでなく、学歴や職歴、場合に
よっては兵歴など、社会変化の影響を受けやすい個人のさまざまな活動領域が
重視され、その経歴の複数の束として多様な人生が想定されている。そこでは、
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06月10日(土)
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