ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5827,閑話小題 〜しまった! ー人工肛門の話ー 14
それゆえに、私は信長を‘超現代人’と呼ぶのである。 『旋風陳信長』
☆ 信長の性格の際立だった特徴は、意識のうちに何の先入観も持っていない
 ことである。戦国期の侍は、大義名分によって行動した。彼らが依拠した
武家社会の枠組みは、「すべての武士の主人は将軍である」という約束である。
 武田信玄は、将軍の補佐役になるのが生涯の念願であった。上杉謙信は、
足利将軍家の分家である関東公方の管領職(副将軍)になるのが、生涯の念願
であった。彼らはいずれも、自分の生まれる以前から社会に自然物のように
存在した、社会の枠組みに立脚して、行動をおこそうとした。
 だが、信長は何物にも絶対的な価値を認めない人物であった。領国、金銀、
官位にも、それ自体の属性としての絶対的価値を認めず、自分の置かれた
状況に応じて、それらがどれほどまで利用できるかという、利用価値の判断
をするのみであった。 『乾坤一滴』
☆ 明晰な論理を展開し、合理的判断をした後は、迷わず、自ら信じた道を
 押し進む。そして潮時を計って、攻める時は一気苛性に、退く時は、躊躇
しないのが信長の戦いぶりであった。  『武将の運命』≫
▼ 1575年、織田信長が3000丁の鉄砲を三列に並べ連続射撃を行い、無敵の
 武田騎馬 軍団を打ち破ったが、これは欧州でもなかった画期的戦術。
この戦術を使えば欧州を制覇出来たのではとさえ言われている。死を賭けた
勝つか負けるかの瀬戸際で考えたため、次々と戦略・戦術が湧き出てくる。
当時の最先端の鉄砲に柵を立て、騎馬軍団の進軍を阻止し、その後ろから、
三列の鉄砲隊の合理的射撃。当時の鉄砲の射程は短く、再発射まで時間が
かかる。戦慣れしていれば、次の射撃までの間に敵陣に切り込むが、近づいた
彼らを待っていたのは第二陣の射撃。更に追い討ちをかける第三陣がいる。
そして再装填を済ませた第一陣と繰り返えす。どれもこれも、当時は、想像も
出来なかった戦術、戦法。 後講釈の説があるとしても、『超現代人』の
言葉に何の違和感が出てこない。
・・・・・・
5097、遊ぶこと ーうさ晴らし
2015年02月27日(金)
         〜「人間であること」時実利彦著
   * 遊ぶこと 〜うさ晴らし
≪ ・第二の遊びはうさ晴らしである。新皮質の理性、知性に抑圧されている
 辺縁皮質の本能の欲求と情動の心をかなえさせる。人間は、集団生活の中で、
フラストレーションがおき、その辺緑皮質を乱しかねない。そこで、あらゆる
手段で、それを解消しようとする。それは原初から存在している遊び、つまり、
歌であり、踊りであり、お酒(酩酊)である。 新皮質は、アルコールに
非常に敏感で、辺縁皮質がまだまいってないのに、さっさと麻痺してくれる。
ほろ酔い人生は、「鬼のいぬ間の心の選択」、「うさの捨てどころ」になる。
もう一つの手段は、リズミカルな刺激を脳に与えることで、統合の座である
新皮質の活動が弱まり、理性や知性の抑止力が鈍り、そのすきに、心の憂さを
晴らしてくれる。 アルコールで脳を麻痺させ、歌をうたい、踊ることで、
溜まったストレスを発散させる。  (『ルバイヤード』小川亮作訳)
  こよい、また、あの酒つぼをとり出してのう
  そこばくの酒に心を富ましめよう
  信仰や理知のきずなを解き放ってのう
  ぶどうの樹の娘を一夜の妻としよう 
これは、ハムヤードの有名な4行詩である。
ぶどう樹の娘は、ブドウ酒。酒の効用を心にくいまでに歌い上げている。≫
▼ スポーツジムは「うさ晴らし」に最適である。ポップスなどの音楽を
 バックに、合同でエアロをするのも場所が場所のため、抵抗感がない。
居酒屋もカラオケもしかり。ストレスは万病の元、前向きに発散することだ。
事業も人生も、生きている限りフラストレーションが起きて当然。
その数倍のストレス解消のスケジュールを日常に組みこんでおけばよい。
だから花金(金曜)には、サラリーマンが居酒屋、スナックで羽目を外す。
 これをやり過ぎて、何度か大失敗をした。しかし、これが無かったら、

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02月27日(月)
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