ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5752,マシュマロテスト 〜A
で諜報活動に携わり、リトアニア赴任時には一大諜報網を構築。 混乱の極みに
あった世界情勢を分析し、身の危険を顧みず、日本に情報を発信し続けていた。
【諜報員】としての千畝の信念とは。 ユダヤ難民にヴィザを発給し続けた
千畝の心情とは。 遂に本作で、今まで描かれることのなかった本当の杉原
千畝の姿が明らかとなる。 戦後70年の時を経て“真実の物語”が感動超大作
としてスクリーンに甦る!≫
▽ 当時のユダヤ人の切迫感、危機感が、いま一つ画面からは伝わって
こなかった。あくまで、助けた立場の視点。 ユダヤ人の脚本なら全く
違っていただろう。規律違反で、逮捕されるかどうかの際だったが、
諜報員の経験が、豪胆な決断をさせたようだ。
映画館でみると、何れも、その迫力に圧倒される。
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5022,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー1
2014年12月14日(日)
『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著)
この本は立花隆の読書案内書で、06年12月から13年3月までに300冊の書評。
書評シリーズの4冊目だが、どれも読みごたえがある。ここでは娯楽本や、
フィクションを排除してある。冒頭は、東大付属図書館の副館長・石田英敬の
対談だが、図書館の未来像が面白い。知的好奇心の追求としての読書の役割、
紙の書籍の役割が衰えない可能性を述べていたが、現在の世界が大きな変化の
時代の最中、「知」をまた考えさせられる。
ネット書評で、この対談を纏めた内容があった。 −その辺りを抜粋ー
≪ 東大図書館のハイブリッド化が進んで、蔵書のデジタル化が進み,図書館
は紙の本と電子本併存のシステムになっていく。そして図書館のディジタル化
が急速に進めば、図書館という本の入れ物は不要になる。 家にいて東大図書館
にアクセスして本を検索、パソコンで読めるようになる。東大図書館の特別室
には森鴎外の蔵書もあり、それには鴎外の書き込みもある。ディジタル化は
書き込みにも及び、これは鴎外研究者に便利。しかし、ディジタル化した鴎外
蔵書は紙の本と比べて情報量の点でどうだろうか。鴎外の手に触れた紙の本と
パソコンで見るそれとは全然違う。前者は鴎外の息吹が感じられるが、
後者にはない。これは大きな差。電子本は「深読み」には不利になる。
パソコンはマルチタスクを同時にやるが、これに慣れていると電子本を読んで
いるときにもメイルが入ってきたりして中々集中できない。ネットのもたらす
注意力の分散化は深刻な問題。確かにネットが広く、かつ深く行き届けば
大学も存在価値をなくすかも知れません。研究者は専門誌をネットで読むし、
パソコンで記事のギャザリングができるし、必要な情報もピンポイントで手に
入れられる。また「今週の新しい知識はこれ」とパソコンが教えてくれる。
これで真の学問はできるか、疑問がある。立花隆は紙の本の方が汚しながら
読めるから、使い勝手がいいと言う。電子本も電子的に汚しながら読めるように
直ぐなるだろうが、汚し方がデジと紙では決定的に違います。紙では消したり、
戻したりなどして,思考の過程が再現できるし、その過程で本を自分化できる。
デジ本では中々こうはいかない。ヨーロッパ中世の頃、ヴィクトル・ユゴーは
印刷されたばかりの本を手にし、ついでノートルダム大聖堂を指さし、コレが
アレを殺すだろう、とつぶやいた(25頁)。キリスト教支配の中世はグーテン
ベルグで確かに終わった。同様にデジタル書籍は印刷本を殺すのだろうか。≫
▼ 二人の対話では、紙とデジタルが、併用していくと述べている。
私自身、朝日新聞をデジタルとアナログ(紙面)を両用している。要はコスト。
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4655, 閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々
2013年12月14日(土)
* ゴミ箱のネズミとカラス
言い得て妙の例え話に、「銀行をゴミ箱、行員をネズミ、借主をカラス」
がある。とすると、さしずめ金がゴミか。私の知人に、地元銀行から持込まれる
飲食ビルを中心に不動産を融資付き? で買いまくっている男がいる。
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12月14日(水)
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