ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5624,人生を幸福で満たす20の方法 〜④
鑑賞後は、頭の中が解きほぐされ、心がふわりと軽くなった。(高森郁哉)≫
▼ ヨロコビに影のように付添うカナシミの役割を解りやすく示している。
カナシミは色いろの記憶を悲しみに書き換えてしまう強力な力を持つ反面、
ヨロコビを引きたてる力を持つ。ここでは、イカリに対して、注目されて
なかったが、実はイカリこそが司令塔を動かす力を持っている。虎に例えると
解りやすい。なだめ、飼いならし、時には、その背に乗って奔りまわることも
できる。 感情の擬人化した人形アニメとは、哲学的切り口でもある。
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4894,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー46
2014年08月08日(金)
* ホテル事業と、マイホームの購入
ホテル事業も、個人のマイホームの投資も、長期ローン物件は大きなリスクを
抱え込むことになる。ホテル建設には、まず銀行の同意が絶対条件で、完成後
には会社所有になると同時にオーナーと錯覚をする。それが実は間違いの元。
10億投資のホテルで、2億円を自己資本としても、8億円は銀行で、実質的
オーナーで、あくまで間借り人。住宅ローンで例えると、3千万のうち自己資本
が600万、2400万をローンで組んだとして、実質、その分は銀行が所有で、
実質オーナーは、あくまで間借りということになる。そこが間違いの元。
「お金は、自身が固定されることを極めて嫌うため、買ったと同時に暴落する
性格を持っている。買ったと同時に3分2とみればよい。 そこで自己資本分
600万は、ゼロになる。夢のマイホームとは、サラリーマンが長年かけた預金
を一瞬にして蒸発させてしまう現実を、99%の凡人は、その現実に気づかない。
売り手の住宅メーカーも、利益団体であり経費がかかる。
そこに3〜5割の掛け値を上乗せをするのは当然。商談が済み、契約をした途端、
長年かけた自己資本の預金が消失してしまう。そのことを99%は理解できない。
資産=負債+純資産というバランスシートが会社も、個人にもある。
契約をした瞬間に、この純資産が消滅してしまうだけでなく、マイナスになって
いる現実に気づかない。そのため、自宅は不良在庫になる。バランスシートで
考える限り、貧乏サラリーマンは、自宅を購入してはならないことになる。
だから、親が無借金の持家かどうかが大きく人生を左右する。
住宅ローンの3千万円を、ホテル事業でも同じことが言える。私の場合、
二桁上の30億。自己資本が、当初、2億、その後の利益で5〜6億円まで
増加したとして、ホテル建設費で、ゼネコンの談合システムで2〜3割は
撥ねられしまう。実質営利犯罪システムが、存在していた。更に、金利の上下
変動と、税制のカラクリで多くの税金を払うことになる。最後は、時流の変化
のリスクが待っている。そこに資産デフレとなれば、まさに倒産になる。
三年前、私の身に起こったことは、まさに、これ。金利変動、収入減少、
それと欠陥や火災問題などがある。現に、私は、会社と個人補償で丸裸。
当時の役員二人は、この住宅ローンに直面している。私を含めた三人は、
30年も長期投資物件にたずさわった経験者。それからして、この有様。
西武鉄道グループは解体、東武鉄道グループにしろ、日本の大手ホテル
チェーンは、都心以外は経営状態は良くない。 弱小資本は、長期ホテル
投資などしてはならない!が、結論である。 やるなら早々の事業転売が
前提で、資産デフレの転換期の1990年代まで。 面白かったのは、
準備期間と、立ち上げ。 しかし面白かったは、感情面の話でしかない!
この結果で、思いの外、喪失感が少ないのは、自分も、借り物でしかない
ことを少しでも知っているため? 凡人は、何であれ、搾取される対象で
しかないとは、これも自然の摂理ということ? グローバル化とは、
そういうこと。一強多弱は、どの世界でも、露骨にたち表れてくる。
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4527, 生きる悪知恵 ー6
2013年08月08日(木)
「生きる悪知恵 ー正しくないけど役に立つ60のヒント」西原 理恵子(著)
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08月08日(月)
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