ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5572,突然、余命宣告を受けました ー②
 動画を投稿し始める。「明日の予告を教えてやる―。」集団食中毒を起こした
上に、法律上の不備を指摘し開き直った食品加工会社に対し、「食い物の扱いも
知らないこいつらに、俺がきっちり火を通してやる」と予告。 警視庁サイバー
犯罪対策課に所属するキャリア捜査官・吉野絵里香は近年多発するサイバー犯罪
の数々を取り締まっていた。謎の男による犯行予告動画の存在に関する報告を
受けた吉野は謎の予告犯=“シンブンシ”の捜査に乗り出す。すると食品加工
会社の工場が放火される事件が発生。予告動画が現実のものとなり、その後も
予告動画の内容が実行されるという事件が多発する。 “シンブンシ”は
ネット社会で炎上した無思慮な当事者たちに次々と制裁を下していく。
模倣犯も出現、遂には政治家殺害予告にまで至り、“シンブンシ事件”は
社会現象へと発展していく…果たして彼らの究極の目的とは? 
ネット社会を震撼させる衝撃の結末は!?】で、私の評価は、90点で、
邦画としては高評価になる。 ところが、WoWoWで、TVでも連続シリーズの
放送が始まった。 TVドラマの内容とは、
【 映画『予告犯』から一年後の日本、痴漢で逮捕されたウェブライター水谷。
 彼は冤罪を訴えるが有罪判決を受けてしまう。痴漢冤罪被害者の会に出席した
水谷は得体の知れない男、佐久間に出会う。そして佐久間の提案で、佐久間の
率いる覆面集団と共にネット上で身の潔癖を訴える公開裁判を開くことに同意、
というのが今作のストーリーの導入。】
▼ コミックのシリーズを、まず映画化し、コラボで、その一年後を設定に
 した続きをTVドラマ化でフォローするとは、面白い。 TVを見た人は映画を、
映画を見た人はTVを見るからだ。映画では主犯格が、仲間の罪を全て背負って
自殺をして終わるが、TVの主犯格は、なんと現役の裁判長の設定は、コミック
でこそ可能な設定。更にネット上の裁判で、視聴者が判決を決めるというのも、
面白い。有罪となると、被告はネット上に曝され、何処に行っても、スマート
フォンのカメラの被写体として狙われ、発信され、街を歩けなくなる。
現実社会の上に、ネット社会が現実にカバーしてしまったからこその物語。
「手のひらに入った情報端末(スマートフォン)の、現実社会に対するテロ」
が、隠れテーマか。 まあ、面白くなってきた。
・・・・・・
4842,「事業人生を決心して45年」の語り直しー16
2014年06月17日(火)
   * 姉夫婦が、今度は創業の立場に!
 私が身を引いた直後から、実兄への圧力が強まり、義兄と暴力沙汰の危険な
場面があったと、実兄からの電話。実兄の『窮鼠、猫を噛む』には、姉夫婦の
思わぬ誤算?それも計算通り? 両方である。私を出して条件が揃ったとみた、
姉夫婦が、実兄と母親に『これでは経営が出来ない。兄が出ていくか、
さもなくば、主な従業員を連れ独立する。その際には、自分達の株式と不動産は、
その筋?に売却する』と通告してきた。 母と実兄が、その案を飲むと、計画
通りになる筈だった。しかし、それを聞いた母が激怒!姑の立場もあり姉夫婦
寄りだった母が、姉夫婦の『排除』を決断をしてしまった。老いても創業者の
片割れ。姉にとって実母の決断は軽くはない。その上に半数を持った株主で、
社長解任権がある。その豹変に、私も、周辺も驚いてしまった。
 二人の計画『まず社長という名を取り、その立場を利用した父の遺留分の有利
な確保し、次に三人の株式と本店の不動産の確保の筋書き』を当初から母に
伝えていたが、その筋書通りの動きに、二人を見限ったのが姉夫婦の大誤算。
私は、父の遺産の手前勝手の配分で、二人の手の内を読んでいたが、実兄と母は、
二人の実行段階で初めて二人の計画に気づたことになる。姉夫婦が出て行く!
と聞いた時、『エッ、何?』と、耳を疑った。私には『この程度の会社の引継ぎ
は朝飯前。これは次のステップ!』でしかなかった。しかし、義兄にとって、
20年以上もかけ父と築き上げた会社の運営は、私たちには絶対無理!と確信し、

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06月17日(金)
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