ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5308,全球凍結(スノーボールアース) 〜④
  * 「倒産が悪い」は、思い込み?
 倒産など、実際のところ、その数ヶ月前までは思ってもいなかった。
繁華街の真中の商家で10歳まで生活をしたため、両親の話題は周辺の倒産話。
その生々しい具体例を多く聞かされていたた。さらに姉夫婦と、兄の会社の倒産
の相談も受けていた。それが、まさか自分も!とは。それもあり、新潟駅前の
事業設計には、万一の備えを長年にかけしていた。 以前にも書いたが、
《 家内とは通帳を別にして、家内名義の給与を与え、そこから厚生年金と
 社会保険をかけ、事業には家内も含め家族・親戚は入れない。月末現金決済。
地元にはホテルをつくらない。名士様の集まる会は同級会以外は避ける・・》
等々を守っていた。それが最悪の事態から自分を守ってくれた。身近の姉と兄
の倒産の実態を見ていたが、高利貸しなど街金融に手を出さなかった以外、
備えはなかったようだ。「倒産=悪」と思うのは仕方がないが、見込みない
経営を続けるより、深手になる以前の、体力のあるうちの整理は、むしろ
良いはず。そのためには、長年かけた備えが必要。最後は、こうなり少しは
ガッカリはしたが、学生時代に決心した創業人生を生きなかったら、大きな
後悔を持ったはず。 45年の人生は、それを最小にしてくれている。
『不安、挫折、絶望などのマイナス100のことは、エネルギー面で、
プラス100と、同じ」と、脳科学者・茂木健一郎の言葉にあったが・・ 
最後の節目と、現在も、自分と周囲の上面の視点が面白い! 
そうこう経験してみて、この結果も決して悪くはない!
私には丁度よい塩梅だったと思うしかないが。      |ω・`)
・・・・・・
4576, ほめことば練習帳 ー3
2013年09月26日(木)                     
  * 第二歩目は関心を持つということ。 
                「ほめことば練習帳」山下景子著
  ー要約の箇所からー
《 日本語には、風景や季節を愛で、讃える言葉がたくさんあります。
 それだけ、この国の風土を愛し、関心を寄せてきた証。人間が好きな人は、
自ずと褒めることが多くなる。旺盛な人は気づくことも多いので、ほめる
材料にこと欠かないでしょう。自分の価値観や思い込みに縛られている人は
ほめることができません。粗探しばかりしてしまうとしたら、要注意です。
それは、相手に関心があるのではなく、つまるところ、相手を否定している
のですから。ひとりひとり違う人の能力。それを敬う気持ちが、ほめ言葉に
つながるのでしょう。》
  ☆ 第二歩の(能力に敬意を表するほめ言葉)
 多才/三舟の才/詠雪の才/七歩の才/十八番/立て板に水/達筆折り/紙付き
/圧巻/ハ面六膏/鬼才/鍾々たる/ 賢い/利口/造詣が深い/知的/優れている/
上手/腕が立つ/ハ丁(八挺)/器用/妙/巧み/堪能/秀でる
▼ それぞれの個性を認めて、絶対肯定する言葉が「ほめ言葉」になる。
ほめることは、相手だけでなく、自分を肯定することになる。このことを自ら
分かっているか?というと、分かってない。肯定は意志。それが分からない。
    * 第三歩は、円滑油となるほめ言葉
《 ほめ言葉は、潤滑油としての役割も果たします。これらを第三歩として
 まとめました。特に日本人は、この使い方を大切にしてきたようです。
しかし、それゆえの弊害もある。よく「心にもないお世辞」などといいます
が、実際、ほめ言葉とお世辞の境い目は限りなく曖昧です。下心がなくても、
相手がそう感じれば、お世辞になってしまいますし、反対に下心があっても
相手が感じなければ、ほめ言葉です。ですが、人を傷つけないための潤滑油は、
必要だと思います。それよりもむしろ、ほめることによる効果を期待すること
の方が、問題ではないかと思うのです。 たとえば、やる気を出すために
ほめるなどということも、見返りを求めているといえないでしょうか。
ほめ言葉は、言葉の贈り物。義理で贈物をすることはあっても、はじめから
見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為ではありませんね。》

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09月26日(土)
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