ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5274,クオリア再構築 ー①
ようなものです。この光があるからこそ、彼女は闇の中を進んでいけるのです。≫
▼ 数ヶ月かけ書いてきたー「事業人生を決心して45年の」の語り直しーが、
これに近い。書くべきことでないが、自らを保つため書いてきた。いや、
このブログが、毎日の「小さな物語」。「死んで3日も経てば、300年前に死んだ
と同じこと」というが、書き残こせば、痕跡になる。成るほどブログは墓場。
毎朝、過去の10年以上の同月同日の文章に目を通すが、これは過去の自分自身
への墓参りでもある。
・・・・・・
4542, 閑話小題 ー種銭の話 ー3
2013年08月23日(金)
* 種銭は、まず一億が目安
日経新聞の『私の履歴書』で、誰かは忘れたが、「事業の種銭は一億円。
そして次は三億。何はともあれ、その金額を用意すること。」と語っていた
言葉が記憶に残っている。20数年前のことだが、その間にデフレもあり現在
でも通じる金額。「富裕層=ミリオネア」が金融資産1億以上というから、
これがロットしての目安のラインとみてよい。ミリオネアが、世界では1千万。
日本で190万人が存在するというから、一世帯あたり2・46人とすると、467万人、
総人口1億2600人として、37世帯に一軒が1億円の現金を持っていることになる。
「40軒弱の世帯が一億の現金を、その70倍の2700世帯に一軒が10億の現金を
持っている」と、家内の反応をみたら、「そんなにいるはずがない!」と
取合わない。 地方の最もマイナーの経済地域にいることもあるが、大学の
友人を見ると、有り得ること・・
33年前の私の創業時の手持ち金額が1億。手持ちの土地が1億で、合計2億。
それに1億8千の借入で、総計3億8千が、最初のホテルの投資額。これが創業
としてのロットとすると、こんなもの。 ホテルは創業は華々しいが、一度、
投資をすると20年〜30年かけ回収する地味な装置産業。結果からして、10年を
節目で売却、転身すべきであった。その辺りが私の限界である。事業年齢から
みて30年経過後の老衰死。 残ったのは、家内名義の自宅と、家内名義の
幾ばくかの預金と、何とか人並みに過ごせる?二人分の厚生年金分。
子供が本気で事業を望めば、自宅を売却して何とか・・ だが、子供も家内
にも、「家のために」「自主独立のため独立」とかいう気が全くない。
それより世界恐慌の本番に向け、下手に事業などしない方が得策。ところで、
100億、いや10億の現金があったら、何をしたいか? 今さら、何もない!
50歳代までに遣り尽くした感があるので、今さらハワイかシンガポールへの
移住するのも面倒。京都か、軽井沢近辺に住みたいとも思わない。
あとは人生をスキップしながら、適当に生きていければ充分。
世界恐慌の最中、衰退する地方も面白いと思えばよい。
・・・・・・
4167, 老年行動学 ー4
2012年08月23日(木)
「ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす」佐藤 眞一(著)
* 「長寿者は少食」という、間違った思い込み
両親をはじめ、若い時から老齢の人との接点が多く、人生を充分に生きた
人たちのエキスを得ることができた。最期は脳梗塞やガンなどで亡くなった。
それぞれが壮絶で、生きた人生のとおり死んでいったが、死んでしまえば、
それまで。身近で知る限り、80歳から一年一年、急激に体力が落ちていく。
中年まではメタボにならず、老齢期に入ったら、逆に痩せ過ぎない方が良い。
長寿の人は、小食というより肉にしろ魚にしろ何でも食べる人が多く、食事を
楽しみにしている。愚痴は少なく、明るく何事にも興味を持つ性格が共通。
それと孤独の人は認知症になりやすいという。人の接点が少なくなり、
それが存在理由を小さくし、内に篭もる。それが認知症を進める。一般的に
男の方が定年後、横の関係が出来てないため孤立傾向になりやすい。
妻に先立たれると、孤立する傾向が強くなる。そこで個食が孤食になり、
その寂しさからアルコール依存症になっていく。 一度、アルコール依存症
になると、倒れるまで飲まないと気が済まない状態になる。その結果、孤独死。
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08月23日(日)
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