ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■閑話小題 ー「なんでも鑑定団」の面白さ −4
▼ 何かを捨てるということは、「空即是色」の現象面の一つ。「空にしてこそ新たな色が現れてくる」。 
 筆者は、上場企業を8ヶ月で辞め、犬に例えると宅上犬から野良犬になった。そこで、彷徨い歩いているうち
アル中になり、39歳で断酒。そこで得たのは膨大の時間。自分の能力、弱さを認めることから出発しないと、
アル中から脱出できない。物書きと、創業を目指した私とは大きな違いがある。目標がハッキリすれば、
選択することが見えて、自然と、「やめる」ことが見えてくる。20歳の頃、創業を決心した時から、
私が捨てたのは「世間体」と世間の常識。そうとはいえ、本当に捨ててきたかというと、捨てきれる訳がない。
決断、決心をする時にまず意識してきた。これを捨てるには、まず全てを根こそぎ疑うこと。ここでは「やめる」
と言っているが、まず自分の常識を破壊する。人生にやり直しなど出来ようがない。天を信じて捨てるべき時に、
捨てるべきことを、捨てないと・・ 捨てることを決断することで、自ずと節目が出来る。
「脱皮できない蛇は死ぬ」 脱皮出来ないゾンビが街を徘徊している。
・・・・・・
4218, 神は妄想である ー1
2012年10月13日(土)
                         ー「神は妄想である」 リチャード・ドーキンズ著
 面白い本を図書館で見つけた。無神論の立場を知ることもあるが、「逆照射で宗教とは、神とは何か?」
を知るに最適である。欧米のように、生まれた時から一神教に染められ、神を信じない人間を否定する環境の中で
育ってない日本人は、神様目線が殆どない。殆んどは「神は妄想」と思っているし、神の話など家庭内では皆無。
しかし欧米では無神論者は同性愛と同様か変人扱いにされる。とはいえ、この情報化の中で、原理主義者などの
狂信者を知るにつけ、無神論者が増えてきている。
   まずは、ー背裏表紙の「内容の概要」ーより
≪人はなぜ神という、ありそうもないものを信じるのか? 物事は、宗教が絡むとフリーパスになることがまま
あるが、なぜ宗教だけが特別扱いをされるのか? 「私は無神論者である」と公言することがはばかられる、たとえば
現在のアメリカ社会のあり方は、おかしくはないのか… 『利己的な遺伝子』の著者で、科学啓蒙にも精力的に
携わっている著者は、かねてから宗教への違和感を公言していたが、9・11の「テロ」の悲劇をきっかけに、
このテーマについて1冊の本を書かずにはいられなくなった。「もう宗教はいいじゃないか」と。
著者は科学者の立場から、あくまで論理的に考察を重ねながら、神を信仰することについてあらゆる方向から鋭い
批判を加えていく。 宗教が社会へ及ぼす実害のあることを訴えるために。 神の存在という「仮説」を粉砕する
ために。―古くは創造論者、昨今ではインテリジェント・デザインを自称する、進化論を学校で教えることに
反対する聖書原理主義勢力の伸張など、非合理をよしとする風潮は根強い。あえて反迷信、反・非合理主義の
立場を貫き通す著者の、畳みかけるような舌鋒が冴える、発売されるや全米ベストセラーとなった超話題作。≫
▼ 無神論は、哲学者などが多く論じているが、『利己的遺伝子』で世界的ベストセラーとなったドーキンズ
 だから、なおのこと、注目された内容。 9・11テロに直面して、書かずにいられなかったという。神は妄想
という言葉に対し、知人から注意があったというが、敢えて、この言葉にしたという。 欧米社会では無神論を
公然と語るのは、変人とみなされる。とはいえ、知識を持ってしまった人間は、心の奥底で何かすがる絶対的な
言葉を欲するもの。自然以外に、まず、それにアブラハムが気づき、「絶対神」を発明した。それが数千年を
経た現在まで続き、ユダヤ人にはユダヤ教、欧米人にはキリスト教、アラブ人にはイスラム教に分化していった。
人種に宗教が複雑に絡んでいるため、そこに当然、争いが生じるのは至極当然で、その対立は激しさを増している。
そこで、その神を無神論の立場で妄想と切り捨てる視点も、よく分かる。「裸の王様」に対し、思い切って誰かが、

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10月13日(月)
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