ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[391690hit]

■4961,閑話小題 ー齢は68になって
   * 齢は68になって
 何度も何度も書いているが、ふと気づくと、あと三ヶ月で古希である。まさか自分がである。
周りを見渡すと、誰も彼もが年下に見えてくる。4人に3人以上が年下なら、こんなものだろう。
中、高、大学の男たちの4人に1人の割りで亡くなっている。私も父が亡くなった歳まで、あと二年。
私が20代半ばで、父親が老いていくのが悲しかったことを憶えている。
あと、せいぜい7〜8年だろうが、やはり身体の衰えは隠せない反面、世界への関心は、
ますます強くなっている。 このところ歩いていて、20分もすると、腰が痛くて据わりたくなる始末。
 何事も面倒になるし、頭の切替えが以前ほどきかない。
 人生の多くを、し尽した感があるので、さほど、老いに対してマイナスの気持ちは少ない。
その時々に、やるべきことをしてきた実感があるからだ。人生のトータルとして、面白かったし、
楽しかった。嫌のこと一つに、良いこと三つの割合である。そう割り切ると、老いもまた乗り越えて
いける。まあ、何事にも興味を持って、感動と感激と感謝の出来る心の新鮮さを失わないように
したいもの。
   * インコのピーコ
 我家のペットは、30数年来、インコである。私はペット好きだが、家内が生きものが大嫌い。
そこで、何とか小型の小桜インコに妥協して飼ってきた。 大体が2〜3年で亡くなったり死んだり
した6代目の後、5年前に中型のコガネ・メキシコインコに切替たが、風邪と下痢で一年余りで
死んでしまった。これが、鳥というより犬に近い感覚で、人に懐いて、その利口さに驚かされた。
小桜インコとは格段上に、人の気持ちを読み取り、言葉を理解でき、クシャミや、鼻水を出し、
頭を撫ぜてもらうのが大好き。しかし、熱暑の最中に、下痢をおこし衰弱をして亡くなってしまった。
そして、現在の、オオム科最小の大きさの「マメ・ルリハインコ」。コガネインコに比べ、反応は
低いが人恋しいため、ベランダのサッシ越しに常に呼びかけてくる。席を立とうとすると、鳴いて
振り返させ、枝を回転して、「行くな」と自己表現をする。多いときは、50数回も回転する。
必死の呼びかけの「美味しそうな?鳴き声」に、近くのカラスや、スズメ、渡り鳥などの野鳥が
反応し、庭や、ベランダに集まって来ている。夕暮れ頃に、野鳥が一匹、必ず挨拶に来ているが、
そろそろ渡りの時期である。

・・・・・・
4594, そして、人生はつづく ー5
2013年10月14日(月)
   * 生き直すために ー2        ー朝日新聞の「耕論」『生き直すために』小田嶋隆
  ー 前回の『生き直すために』の続きから        
《・・生き直すといっても「やめる」こと以外に何もしていない。サッカー観戦、自転車、イグアナも、
時間を潰すため。酒をやめることで仕事は上手くいくようになったが、それは結果であって、目標で
はない。 AAで、最初に「私は、自分では何もできない人間であることを認めます」と言わされる。
これは一理あった。自分で人生を立て直せる」と思い込んでいると、依存症から逃れられない。
 ・・「自分で自分を律する」というのは大きな勘違いで、その意識がある限り、人生のやり直しは
できない。就職のやり直しにしても、結局は運です。「夢に向かって努力する」では、こだわりで
がんじがらめになるだけ。自分がどの仕事に向いているかは、実際にやってみないと分からない。
人生を途中からやり直そうとするなら、何かを捨てること。捨てた結果、その空白に強制的に
何かが入ってくる。その何かが良いか悪いかは別ですが。会社を辞めたことも、酒と一緒に
それまでの生活を捨てたことで多くを失いましたが、その代わりに膨大な時間を手に入れた
ものも明らかにある。あそこでやめてなかったら、今のような人生を歩んでなかった。
どちらが良い人生かわかりませんが。 30歳を過ぎた人間が、自己を改革するなんて不可能。
ただ、何かをやめることはできる。人生をやり直すには、何かを「目指す」のではなく、
「やめる」ことからです。》

[5]続きを読む

10月14日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る