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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■「不潔な入れ歯」肺炎の発症リスクは3.5倍ー2
昨日の続きです。
では、正しい入れ歯のケアは、どうすればいいのか。
「毎日1回以上、ブラシで入れ歯を清掃し、さらに毎日、洗浄剤に浸して洗浄すること。 この2つをベースに、夜間は入れ歯を外し、定期的に歯科医を受診して、入れ歯をメンテナンスしてもらうこと。 この4つが基本です。 ブラシと洗浄剤は、どちらも入れ歯専用のものを使い、ブラッシングのとき研磨剤を含む歯磨き粉は使わないこと。 入れ歯の表面が削れて、細菌が増殖しやすくなるのです」
すでに研磨剤を含む歯磨き粉などを使ってしまったら、どうするか。
「歯科医で入れ歯の表面を整えてもらって洗浄剤に浸すのは、就寝時に行うといい。 包丁の切れ味が悪くなると、研ぎ直します。あれと同じ理屈です」
適切な薬剤を含む洗浄剤に毎日8時間浸すことを4日続けると、カンジダ・アルビカンスという真菌が有意に減少。
薬剤としては、0.5%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液が最も効果的だという。
さらにブラッシングと洗浄剤の併用を15日続けると、バイオフィルムが除去され、これも0.1〜0.2%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液が有効だそうだ。
「入れ歯を外したら、一緒に口の中も清掃することが大切です。 柔らかいブラシで残っている歯をブラッシングしたり、顎の粘膜や舌も清掃・マッサージしたりすること。 顎の粘膜に入れ歯の安定剤が残っていることがよくあるのです。 それをしっかりとやってから、入れ歯を洗浄剤に浸して就寝すればよいでしょう」
一連の作業は5分もあればできる。
口の、全身の健康を守るためにも、日課にしたい。
入れ歯を超音波洗浄機に浸す人もいる。これはどうなのか。
「超音波洗浄と洗浄剤を併用すると、入れ歯に付着した細菌などを効果的に減少させることができます」
超音波洗浄機そのものには、除菌や抗真菌効果がない。
超音波洗浄機を使うときは、これらの効果が認められている洗浄剤との併用が絶対条件になる。
入れ歯をしている人が高齢だったり、認知症だったりすると、手入れが難しい。
「その場合は、家族など介護する人に清掃してもらうことが重要です」という。
細菌は目に見えない。
正しく清掃しているつもりでも、本当に清潔かどうか不安だろう。効果判定は?
「歯科医では赤い薬剤を使って、歯垢の沈着をチェックしますが、あの薬剤は一般には販売されていません。 ですから、入れ歯の表面を指で触ってみて、キュッとするかどうかが判断基準。 汚れていると、ぬめぬめしますから」
入れ歯も、キュキュッと。清潔な入れ歯が元気の源ですね♪
09月13日(火)
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