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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■謎多き歯『親知らず』とは−2
昨日の続きです♪


「7番目の歯」守るためのケアを

Q.親知らずがあるものの、そのままでも大丈夫な人の場合、どのような点に注意して歯の手入れをしたらよいですか?

S先生:「親知らずを抜かなくてよいケースとは『清掃ができる生え方の場合』『虫歯などの大きな異常がない場合』『親知らずが全く生えておらず、清掃する必要がない(他の歯に影響を与えない)場合』です。
親知らずは他の歯と同様、またはそれ以上にしっかり清掃をする必要がありますが、最も奥まった場所に生えるので、歯ブラシが当てにくく、清掃不良になりやすいです。

ポイントブラシやタフトブラシと呼ばれる毛の束が少ない歯ブラシを使用したり、鏡を見て確認したりしながら磨くことがポイントです。
親知らずは他の歯と比べて、形や大きさ、生える向きなどに個人差が大きく現れるので、細かい清掃方法を歯科医院で指導してもらうことをおすすめします」

Q.親知らずを放置していたり、特に気にしていなかったりする人にアドバイスをお願いします。

S先生:「虫歯や炎症などにより、親知らずの治療が必要となった場合には、その治療が煩雑になったり、治療中に口を開けておくことが大変になってしまったりする場合が多いので、できる限り、虫歯や歯周炎を引き起こさないことが大切です。

しかし、それ以上に大切なのは、親知らずのトラブルが原因でその手前の歯(7番目の歯)に虫歯や歯周炎を引き起こさないようにすることです。
正しい向きに生えないことが多い親知らずは人類の進化とともに顎が小さくなった分、退化の方向にあると思います。
しかし、その手前の歯は、かむのに必要な力や機能を大きく発揮する非常に大切な歯です。
そのため、親知らずを抜く必要があると判断する理由には、この『7番目の歯を守ること』が大きく考慮されます。

『もし、親知らずが虫歯や歯周炎になっても抜けばいい』と考えるのではなく、その手前の歯の健康まで考えて、早期の抜歯が望まれる場合が殆どですね♪
11月03日(火)
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