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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■意外な癖も原因!?顎関節症−2
先週本放送&昨日再放送のNHKきょうの健康から・・・


『TCHは重要な要因』

最近、顎関節症を起こす要因として注目されているのが、TCH(Tooth Contacting Habit)という、上下の歯を接触させている癖です。
本来、上下の歯が接触するのは、咀嚼、嚥下、会話を行うときに限られ、それ以外のときは、唇を閉じていても上下の歯は接触していないのが普通ですが、TCHがあると無意識のうちに歯を接触させているため、筋肉や関節に負担がかかり、顎関節症が起こりやすくなります。
チェックをするには、「姿勢を正して正面を向き軽く目を閉じ、唇を軽く閉じ、上下の歯が接触しないように軽く離す」ということを行って、口のあたりに違和感があればTCHの可能性があります。
また、TCHのある人は、舌や頬の内側に歯のあとがついています。

TCHのある顎関節症の患者さんに対し、この癖を矯正するため、臨床心理学で使われる行動療法による治療が行われ始めています。
行動を繰り返すことによって無意識に脱力したり、歯を離すことができるようになり、個人差はありますが早ければ2〜3週間で効果が感じられるようになってきます。
現在は、この治療を受けられる医療機関は限られていますが、自分で行うことができるので、まずは試してみるとよいでしょう。


★TCHを矯正する行動療法★

※注意
口を動かさなくても痛んだり、痛みが悪化したりする場合は、顎関節症以外の病気のおそれもあるので早めに受診する

【@癖が筋肉疲労を起こすことを自覚する】
こめかみとあごの付け根に指を当てながら、上下の歯を軽く接触させるときの筋肉を動きを確認する

【A癖に気づくためにメモを活用する】
メモ用紙に「力を抜く」「リラックス」「歯を離す」などと書いて目につく場所に貼っておき、メモを見たら「肩に力を入れながら息を吸い、一気に吐くと同時に肩の力を抜いて落とす」という動作を繰り返す

【B上下の歯が触れた瞬間に離す】
歯が接触していることに気づいたら離す


『痛みの対処法』

鎮痛薬のほか、口を開けるなどのリハビリトレーニングを行います。
トレーニングのポイントは、痛みを怖がらず、痛みを感じるところまで口を開けることです。
繰り返すことで徐々に口が開くようになるとともに、関節周囲の血流も改善され、痛みが和らぎます。
無理のない範囲で行ってみてください。
03月20日(木)
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