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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■「バイオフィルム」重い病気の原因にも−2
・・・昨日の続き

◆高齢者は注意

歯周病は日本人成人の7割以上がかかっているとされる。
歯周病原細菌が関わっている病気で、高齢者が特に注意したいのが誤嚥性肺炎だ。

誤嚥性肺炎は、歯周病原細菌などが唾液とともに肺に流れ込んで起こる疾病で、高齢者に多く発症する。
通常は、唾液と一緒に飲み込まれた細菌は胃液によって「殺菌」される。
寝ているときも唾液を飲み込む「嚥下反射」が起こり、細菌の気道への侵入を防いでいる。

元気な人なら、せきなどによって細菌を排除できる。
また、気道粘膜に生えている細かい繊毛によって唾液が肺に流れ込まないようになっている。
しかし、高齢者は嚥下反射が低下しているため、細菌が肺や気管支に入り込んでしまうという。
奥田名誉教授は「高齢者になると免疫力が低下し、抗菌作用のある唾液の量も少なくなり、歯周病になりやすくなる」と話す。

歯周病原細菌が関係している可能性がある病気では、脳血管障害や心疾患のほか、糖尿病や低体重児の出産との関連も報告されているという。

慶応大の中川種昭教授(歯科・口腔外科)は「歯周病原細菌が歯茎に入り込むと、歯茎を通る血管を通じて全身に回ってしまう」と説明。
「口の中の細菌をコントロールするケアは、予防にも、治療後の再発を防ぐためにも重要だ」と指摘している。


■眠る前のケアが大事

口の中のバイオフィルムの予防には、毎日の歯磨きなどのセルフケアと専門家による定期的なチェックが重要だ。

中川教授は「特に眠る前のケアが大事」と話す。
バイオフィルムは、口の動きが少なく、刺激によって出る唾液の少ない睡眠中に増加。
さらに、薬剤や免疫機能が効きにくいという。このため、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシで物理的に除去するのが有効だ。
歯ブラシが届かない部分のケアには、抗菌性の高い洗口剤を日常的に使うと効果が高い。
バイオフィルムが歯石になってしまうと自分で除去するのが難しく、歯科医院で除去してもらう必要がある。


自分の都合の良い時だけ診ていただくことは“定期的”とは言いませんよね。
その方その方に合った“間隔”があるものと思います。

もちろん、プラークコントロールのみならず、間食や飲料を含む食品の摂り方についても、きちんと指導していただいてくださいね。
02月09日(土)
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