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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■「詰め物」寿命10年未満
読売新聞の医療ルネサンス欄に「予防歯科」の特集が始まった。

「予防歯科」は「審美歯科」と同様、小林歯科クリニックの“専門”であるので、記者による誤解や偏見を排して、転載ではなく引用として記してみたい。


『治療するほどに、歯は壊れていくのではないか。』

こういうことだ。
痛くなって受診する。
削って詰めたりかぶせたり。それがはずれると、また、削る……。

歯科疾患実態調査によると、40代前半で、処置前後の虫歯や失われた歯の総数は、成人の歯数28本の半分以上の15本、50代で17本。
60代になると20本に達し、うち10本は抜けてしまっている。

80歳で20本の歯を残そうという「8020」が提唱されているが、80代では、なんと半数が総入れ歯というのが我が国の現状だ。

日本人の多くは、きちんと(削ってしまうために)歯科に通い、歯を磨く。
それでも、歯は年と共に消えていく。

自分の歯をできるだけ長く使っていきたい。
そんな願いとは、どうもかみ合わない。
歯科との付き合いってこれでいいのだろうか?

図を見ていただきたい。治療した歯の耐用年数だ。
10年に満たない。かぶせた物と歯のすき間に新たな虫歯ができたり、ふたをしてかぶせた場合は歯の根に細菌感染が起きたりする。

このデータをまとめたH大のM教授は「これより長く持つ場合もありますが、1度削れば、再治療のサイクルに入り、歯を失う原因になります」と言う。
治療すれば壊れるというのは、あながち誤りではない。

では、どうすれば、これ以上、歯を失わずにすむのだろう。

「毎日の歯磨きの習慣を基本に、定期的に歯科に通って、歯の状態をチェックし、プロの掃除を受けることです。歯科は、痛くなってからではなく、定期点検に通って下さい」とMさん。

虫歯や歯茎が傷む歯周病は、細菌感染が原因だ。
細菌のかたまり、ネバネバの歯垢(プラーク)は、2週間もすると歯石となり、歯の表面や歯茎の中にこびりつく。
酸で歯に穴を開け、歯茎に炎症をひき起こす。

歯磨きで、ある程度は細菌を減らすことはできる。
しかし、特殊な器具を使わないと落とせないプラークや歯石がある。
少なくとも3〜4か月以内毎に1度の歯科の定期清掃できれいにする。
これで失う歯を減らせる。

過去20年余りで、先進国の歯科は治療から予防へと軸足が変わり、虫歯や歯周病は減っている。
一方、日本では歯科での定期清掃が定着していない人がいる。

※予防の目標 国が健康目標を定めた「健康日本21」では、80歳で20本以上自分の歯を持っている人を増やすため、歯科での定期清掃を受けている人の比率30%以上(現状は2〜16%)の実現を目標に掲げている。
08月19日(金)
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