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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■健康へのデザイン たばこのない生活−1
読売新聞の医療ルネッサンスというコーナーに「健康へのデザイン たばこのない生活」というシリーズが掲載されているので、是非、紹介しておきます。
転載にあたり、実名等はイニシャルに置き換えるなどさせていただくことをお断りしておきます。

第1回目の今日は《まな娘の一言で禁煙決意》
「お誕生日のプレゼントは何がいい?」。
昨年11月、お風呂で一人娘のR子ちゃんに尋ねたK市の会社員Mさんは、予想もしなかった娘の答えに胸を突かれた。

 「お父さんに、たばこをやめてほしいの」

独り暮らしだった学生時代にたばこを覚えて以来、毎日20本。
のどが時々痛むし、体に悪いのは頭では理解していた。
妻のH美さんからも、たびたび禁煙を持ちかけられていたが、やめきれずにいた。

「お父さんが早く死んじゃ、いや」と言うまな娘のお願いに、「さすがにグッと来ました」と、Mさん。
たまたま職場の上司が使っているのを目にしたニコチンパッチを試してみようと、市の広報で見かけた同市の「Iクリニック」の禁煙外来を訪ねた。

やめたいのにやめられないのは、ニコチン依存のせい。
皮膚に張ったパッチからニコチンを吸収させることで、禁煙に伴う禁断症状を和らげる。
「これで駄目だったら」と不安がる村山さんに、院長のIさんは「何度でも挑戦すれば良いんです」と背中を押した。

同市医師会は3年前から、親が喫煙する小学4年生の尿中ニコチン代謝物質を測定するユニークな検診を行っている。
両親が喫煙者だと6割、片方でも3割の子供から検出される。

ニコチン代謝物質の多い子供ほど、善玉コレステロールの値が低く、受動喫煙によって子供のころから動脈硬化の危険性が高まることが分かった。
もともと小児科のIさんは「子供の健康は、親の禁煙から」と、禁煙支援にも熱心だ。

娘の誕生日から間もなく禁煙を始めたMさん。
ニコチンパッチのおかげか吸いたい気持ちは起きず、1週ごとにパッチは小さいものに変わった。
「お父さん、がんばってるね」と、妻と娘。
3週目の半ばで、パッチはいらなくなった。

あれから5か月余り。喫煙者が部屋に入ってくるだけで、においが鼻につく。
換気扇の下や玄関先で吸って、気を使ったつもりだった自分も、「あんな風に煙をまき散らしていたのか」と気づいた。

会社では、たばこで席を離れることがなくなり、集中できて仕事がはかどるようになった。
食欲が増して少し太ったのは「健康になった証拠」と割り切り、スポーツクラブにでも通おうと計画中だ。

                            ★

今月31日は世界禁煙デー。
たばこから自由になった人生へ。
1歩踏み出してみませんか。

喫煙率 2003年の国民健康・栄養調査によると、男性が46.8%、女性で11.3%。
男性では30歳代が56.8%と最も高く、女性では20歳代の19.2%が最高で、ともに年齢が上がるほど喫煙率は下がる。
喫煙者のうち男性では24.6%、女性では32.6%が「やめたい」と答えている。
05月24日(火)
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