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On the Production
by 井口健二
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■2017年Best 10 & INDEX
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は新年1月1日ということで、昨年の僕的ベスト10を
発表したいと思います。選考対象は2017年度の公開作品で、
試写を観せて貰った中から選びます。
まずはSF/ファンタシー映画:
1位:キングコング髑髏島の巨神(2月26日紹介)
2位:パッセンジャー(2月5日紹介)
3位:あなた、そこにいてくれますか(7月23日紹介)
4位:虐殺器官(2月5日紹介)
5位:ひるね姫(3月5日紹介)
6位:パーティで女の子に話しかけるには(10月15日紹介)
7位:ゆらり(10月8日紹介)
8位:新感染 ファイナル・エクスプレス(7月2日紹介)
9位:ドクター・ストレンジ(2016年12月4日紹介)
10位:DARK STAR H.R.ギーガーの世界(7月30日紹介)
1位の作品に関しては、物語がちゃんと1933年『コングの
復讐』“Son of Kong”のリメイクであったことと、何より
エンドタイトル後に続いた映像の強烈さによる。ワーナー版
の今後の展開は一体どうなってしまうのだろう?
2位の作品は科学考証的にはいろいろあるが、ハリウッド
の王道のSF大作の中では『メッセージ』(3月26日紹介)
や『ライフ』(4月30日紹介)よりこれが好きだったという
ことだ。
3位は、時間ものとしては定番過ぎる展開だが、その背景
にあるものに惹かれる感じがした。韓国映画の時間ものでは
『イルマーレ』(2000年)という傑作もあり、昨年は他にも
『隠された時間』(7月16日紹介)などもあって、これから
も期待したいところだ。
4位は伊藤計劃原作のアニメーション作品。SFとしての
設定やテーマもしっかりしており、観ていて満足できる作品
だった。
5位も日本製のアニメーション。物語はオリジナルのもの
だが、いろいろと考えて作られている感じがした。
6位は、このタイトルでSFとは思わなかったが、捻りの
利いた中でもSFとしての本筋を忘れていないのがさすがと
思える作品だった。
7位は、昨年の1位と同様の日本の舞台劇からの映画化。
昨年ほどのインパクトはなかったが、日本演劇人の底力が感
じられた。
8位は韓国製のパニックアクション。元はアニメーション
だった作品からの発展的続編だが、オリジナルの『ソウル・
ステーション パンデミック』(8月6日題名紹介)も日本
公開され、併せて楽しむことができた。
9位は、昨年のベスト10でも触れたマーヴェル作品。本作
の主人公は『アベンジャーズ』の中でも少し毛色が違ってい
るので、今後が楽しみな作品だ。
10位は、昨年と同様のSF映画に関るドキュメンタリー。
ただし今回は人物論だが、往年の名作SF映画の裏側も垣間
見えて面白い作品だった
続いては一般映画のベスト10で、
1位:立ち去った女(8月6日題名紹介)
2位:花筐(10月1日紹介)
3位:ドリーム(9月3日紹介)
4位:あさがくるまえに(5月14日題名紹介)
5位:ビジランテ(9月24日題名紹介)
6位:ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男
(2016年11月27日紹介)
7位:仁光の受難(8月20日紹介)
8位:人生はシネマティック!(8月27日題名紹介)
9位:サーミの血(7月2日題名紹介)
10位:ハロルドとリリアン(3月12日紹介)
内容はそれぞれの紹介記事を参照してください。
以上です。
なお1月の第1週は観るべき試写がありませんので、次回
の更新はお休みさせていただきます。再開は1月14日からに
なります。
INDEX
1月1日
動物戦隊ジュウオウジャーvsニンニンジャー
未来からのメッセージ from スーパー戦隊
ラビング 愛という名前のふたり
マリアンヌ
サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ
1月8日
ヨーヨー・マと旅するシルクロード
グッバイエレジー
1月15日
トゥー・ラビッツ
黒執事 Book of the Atlantic
真白の恋
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