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On the Production
by 井口健二
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■仮面ライダー/スーパー戦隊・記者会見、第25回フランス映画祭
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※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※
※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※
※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※
※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※
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『仮面ライダー/スーパー戦隊』記者会見
去年の今頃にも報告したが、今年も夏休みの公開に向けての
会見が行われた。しかも今回はその会見の会場が西東京市の
多摩六都科学館にあるプラネタリウムということで、その演
出にも興味津々で見に行った。
その会場は1億4000万個の星を投影するプラネタリウムと、
4Kプロジェクター4台が連動する半球ドーム状の映像設備
で、ギネスブックに「最も先進的なプラネタリウム」という
認定も受けているものだそうだ。
そして会見では、まずプラネタリウムで満天の星空が投影さ
れ、そこに敵の宇宙船が出現するという演出で、『宇宙戦隊
キューレンジャー THE MOVIE グース・インダベーの逆襲』
と題された劇場版が紹介された。
その後に監督及び出演者のトークも行われたが、それは時期
的に内容には触れられないということで、その報告は本編の
試写が行われてからにするが、かなりのエキストラを動員し
たシーンもあるようだ。
そして続いては、『劇場版仮面ライダー・エグゼイド/トゥ
ルー・エンディング』と題された作品の紹介となったが、こ
の作品はヴァーチャル・リアリティがテーマということで、
脳内映像という設定の演出が行われた。
そこでは仮面ライダーと敵の戦闘シーンが半球ドームのスク
リーンに写し出されたもので、正面に立つライダーと左隅の
敵との戦いは首を振らなければ見切れないもの。特に両者が
打ち出す気のようなイメージは見事な迫力だった。
さらにライダーが右に回り込んだ時は、正にのけぞるような
感じで動きを追ったもの。これは見事な演出と言えるものだ
った。ただしこれが上映できるのは今回この会場だけという
ことで、それは勿体なくも感じた。
因に今回の会場は4Kプロジェクター4台の連動ということ
で、画質は8K。それに対して上映された映像はテレビ放送
用の2Kのカメラで撮影されたものと思われ、画質的には満
足できるものではなかったが、迫力は満点だった。
これを観られたのは僕たちだけというのは本当に残念なこと
だが、これは今後に新たな映像体験を指向できるものにも思
えた。数年前にSF作家クラブの記念事業としてプラネタリ
ウム上映作品の製作に参加したが、今後に期待したい。
続いては、6月22日〜25日に有楽町朝日ホール/TOHOシネマ
ズ日劇で開催される第25回フランス映画祭で上映される作品
の中から、最後の3本を紹介する。
『Raw〜少女のめざめ』“Grave”
一応、ホラーという触れ込みだったので、その気分で試写に
臨んだが、僕の感覚で言うとこれはホラーではない。ホラー
には不可欠な超常的な要素もないし、むしろ現実に有り得る
状況を描いた作品と言えるものだ。とは言えかなり強烈な作
品で、最近の映画はこんなものも描いてしまうんだ…、とい
う気分にもなった。ただし巻頭に置かれたシーンの意味が結
局不明だし、途中に出てくる女医はもっと活躍するのかと思
いきやそのままで、さらに姉がいつ発症したのかも説明不足
ように感じられた。僕としてはもう少し描き込めば、ホラー
として面白い作品になったと思えるのが残念なところだ。し
かしまあ、この手の作品が好きな人にはこれで良いのかもし
れない。その点はしっかりと描き込んでいるとは言える作品
だった。映画祭では6月25日に上映、一般公開は来年になる
ようだ。
『ルージュの手紙The Midwife(英題)』“Sage femme”
主人公はかなり生真面目な感じの中年の助産婦。こんな彼女
の許に何10年も音信不通だった女性から電話が架かる。その
女性は主人公の実父の愛人だったが、実母の亡き後は主人公
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06月11日(日)
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