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On the Production
by 井口健二
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■第37回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 最初に訂正から。                  
 前回の記事で、主演が交替すると報告した“The Amazing
Spider-Man”で、急転直下トビー・マクガイアーの続投が発
表された。しかも、公開日を04年7月2日に延期するという
おまけ付きだ。                    
 この続編の公開日については、昨年の第1作の公開日に合
わせた04年5月7日にするというのが公式に発表されていた
ものだったが、前回報告したように、マクガイアーの直前の
出演作“Seabiscuit”の撮影が今年の2月半ばまで掛かった
ために、4月からのアクション映画の出演は体力的に無理と
いうことになっていた。                
 しかし、前作の体制を保ちたい製作者側はマクガイアーの
出演に固執。元々1月の撮影開始予定が4月に延期になった
時点で製作スケジュールが厳しくなっていたこともあり、結
局、公開日を延期することで製作に余裕を持たせ、体制を保
つことにしたようだ。                 
 とは言うものの、前回も紹介したように、共演のキルステ
ィ・ダンストは、ワーキングタイトル製作の“Wimbledon”
への主演が決まっており、この作品は6月のウィンブルドン
・テニストーナメント期間中の撮影が欠かせないと言われて
いるが、その手当はどうすることになるだろうか。まあ、素
人考えでは、4月、5月に2人の絡みのシーンを撮り終え、
6月以降はマクガイアーと敵役のシーンを撮るということに
すれば良いようにも思えるが、どうなりますか。     
 なお、新たな公開日の7月2日というのは、言うまでもな
く独立記念日(7月4日)絡みの、興行にはベストと言われ
ている週で、各社が自信作をぶつけ合う時期。そこに殴り込
みを掛けることになる訳だが、配給会社のプロモーションも
最高の腕の見せ所というところだろう。         
 因に、来年の同じ週の公開が決定している作品では、フォ
ックス配給でウィル・スミス主演の“I, Robot”(アイザッ
ク・アジモフ原作のロボットものの原点の映画化)が対抗馬
ということになるようだ。               
 一方、5月7日公開が無くなったことでラッキーなのは、
ユニヴァーサル配給、スティーヴン・ソマーズ監督の“Van
Helsing”(吸血鬼退治の教授を主人公にしたVFXアクシ
ョン作品)。この作品の公開日は、『ハムナプトラ』に合わ
せて来年5月21日が発表されていたもので、こちらは最大の
敵がいなくなったというところだ。           
 もっとも、来年夏の公開予定では、ワーナー配給“Harry
Potter and the Prisoner of Azkaban”と、いよいよ監督
も決まったパラマウント配給“Mission: Impossible 3”の
期日が未定で、これらの作品がどこに入ってくるかでも、い
ろいろ変わってくることになりそうだ。          
 そして“The Amazing Spider-Man”の撮影は、ディエゴ・
リヴィエラ扮する新たな敵役ドック・オックと、さらにメリ
ー・ジェーンの新たな恋人役にニュージーランド出身のダニ
エル・ギリスを迎えて、サム・ライミ監督の下、4月12日に
開始されたようだ。                  
        *         *        
 もう一つ前回の記事で、最後に紹介した“Lionboy”につ
いて、イギリスでの出版権の契約金は100万ポンドの誤りだ
った。イギリスがまだユーロに参加していないのを忘れてい
たものだ。なおこの件については、ホームページも訂正して
いるが、上記の“The Amazing Spider-Man”では、簡単に
は直し切れないのと、ジェイク・ギレンホールの名前が挙が

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04月15日(火)
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