ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460434hit]
■第26回
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今回は、待望のこの話題から、
『GODZILLA』『ザ・リング』に続く日本映画から
のハリウッドリメイクで、大友克洋原作、監督の日本製アニ
メーション『AKIRA』の実写によるリメイクがワーナー
から正式に発表された。
監督は、以前から発表されていた『ブレイド』のスティー
ヴン・ノリントン。そして脚本を、ノリントン監督と共に新
作の“The League of Extraordinary Gentlemen”を手掛
けたジェームズ・ロビンスンが担当することになった。因に、
ロビンスンとノリントンの前作は、コミックスが原作となっ
ているが、大元はアニメーションだったということで、その
意味でも良いコンビネーションが期待できそうだ。また、ロ
ビンスンは以前に“Comic Book Villains”という作品を脚
本監督したこともあるようだ。
さらにロビンスンは発表の席で、「僕は長年のアニメ(an
ime)ファンで、アニメのいろいろな要素を実写映画で活か
すにはどうすれば良いかずっと考えてきた。その思いをよう
やく遂げることができる」と語っており、アニメに対する思
い入れはかなり激しそうだ。なおこの報道は、米誌の記事で
もanimationではなく、animeと表記しており、これは日本製
アニメーションを特定する言い方になっている。
進行状況は、現在はロビンスンがプロデューサー側の用意
した原案を微調整中ということで、それが終われば、いよい
よ脚本の執筆となる。製作は“Superman”の新作も進めてい
るジョン・ピータースが担当している。
なお物語は、米誌の報道では、暴走族の少年が、政府の秘
密計画AKIRAのために誘拐された弟を救おうとする。そ
してその過程で、反政府組織や貪欲な政治屋、無責任な科学
者と闘う、と紹介されている。ただし、1988年に公開された
アニメーション作品は、当時はまだ原作が完結していなかっ
たために、本当の結末にはなっていなかったと記憶している
が、リメイク版はどうなるのだろうか。
* *
お次は、直接映画の話題ではないが、映画会社も関係する
情報ということで、日本では第4巻の『炎のゴブレット』が
発売されたばかりの『ハリー・ポッター』シリーズで、また
ぞろシリーズが延長されるという噂が流れている。
このシリーズに関しては、原作者のJ・K・ローリングが
当初から7巻で完結すると言い切っているのだが、ヒット作
は長く続くことを望むのが人情というものなのだろう、いつ
までたっても延長の噂が絶えない。そして今回は、その題名
として“Harry Potter and the Alchemist's Cell”“Harry
Potter and the Chariots of Light”“Harry Potter and
the Pyramids of Furmat”という具体的な名前まで登場して
きたのだ。
ここで、現在までに4巻が発行されて、プラス3つの題名
なら、全部で7つでいいような気もするが、実は、本来は今
年の7月に発行が予定されて、来年6月に発行延期となって
いる第5巻の題名が、すでに“Harry Potter and the Order
of the Phoenix”と発表されているのだ。従ってこれを加
えると全部で8巻となってしまうという訳で、この辺からシ
リーズ延長という説が出てきたようだ。
しかし今回の噂の元となった3つの題名は、実はワーナー
映画がイギリスの特許庁に提出した商標登録ということで、
原作本の題名ではないようだ。つまり原作者の関知しない題
名という訳だが、ではなぜワーナーがこういう題名を提出し
[5]続きを読む
11月01日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る