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On the Production
by 井口健二
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■第21回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回は久しぶりに記者会見の話題から。        
 8月5日に、17日から公開される『スクービー・ドゥー』
の主演シャギー役のマシュー・リラードとヴェルマ役のリン
ダ・カーデリーニ、監督のラジャ・ゴズネル、それに製作者
による来日記者会見が行われた。いつものように本編に関わ
る話題はここでは扱わないが、本作では前々回にも紹介した
ように、すでに続編の情報が解禁になっており、会見でもそ
の質問が出たので、その話題を紹介しておこう。     
 この続編では、前々回紹介したように主演の4人と監督に
ついてはすでに契約が結ばれているということだが、前々回
の情報と異なっていた点では、題名が“Scooby Doo 2”では
なく“Scooby 2”になっているようだ。         
 そしてその内容について振られた製作者は、「元々は完全
に秘密の計画で進めていたものだが、監督があちこちで勝手
に喋ってしまったので、後は監督に聞いてくれ」とのこと。
これに対してゴズネルは、ちょっと恐縮したような雰囲気で
「物語は、ミステリー社が過去にテレビシリーズなどで退治
したモンスターたちが復活し、一つの町を占拠している。そ
れを彼らが解決する」ものになるということだ。つまり、テ
レビアニメーションの2Dのモンスターが大挙して3Dで復
活してくる訳で、これは面白くなりそうだ。       
 一方、リラードは、本作が4度目の共演になるというフレ
ッド役のフレディ・プリンズJrとの関係について聞かれた際
に、「お互いそろそろ別々の道を歩みたいと思っているが、
5度目の“Scooby 2”と、できたら6度目の“Scooby 3”
はやりたい」ということで、どうやら『スクービー・ドゥー』
が3部作になる可能性は高そうだ。           
 それにしても、リラードは凄いハイテンションで会見をリ
ードしていたし、カーデリーニも映画の中のヴェルマとは違
って華のある、それでいてしっかりした感じをみせて、なか
なか良い雰囲気の会見だった。             
        *         *        
 以下はいつものように製作情報で、まずは待望の第3作の
監督が決定した。                   
 『ハリー・ポッター』シリーズの映画化で、現在製作中の
第2作“Harry Potter and the Chamber of Secrets”に
続く第3作“Harry Potter and the Prisoner of Azkaban”
の監督に、以前に紹介したアルフォンソ・キュアロンの抜擢
が正式に発表された。                  
 このシリーズでは、第2作までの監督はクリス・コロンバ
スが担当しているが、結局毎年1作ずつの監督を続けるため
には、その間ずっとロンドンでの生活が続くことになり、帯
同している家族がアメリカに戻りたいと言い出したのが降板
の理由のようだ。しかしコロンバスは、今後の作品に関して
も製作者として責任は負い続けるということで、言ってみれ
ば『スター・ウォーズ』の映画化におけるジョージ・ルーカ
スのような存在になるようだ。             
 ということで、コロンバスが後を預けられる監督の選考が
進められていた訳だが、最終的に当初から最有力と言われて
いたキュアロンに決着したものだ。これについてコロンバス
は、「アルフォンソのような、才能があって、人を興奮させ
ることの出来る監督に引き継いでもらえたことには、スリル
を感じている」という談話を発表している。       
 キュアロンは、以前にも紹介したように公開中の『天国の
口、終りの楽園。』での大胆な演出で話題を集めているが、

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08月15日(木)
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