ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■第42回
ビック・キューブの世界チャンピオンという設定の少年が、
古代アジアのパズルボックスを開いて閉じ込められていた戦
士を蘇らせ、彼と共に冒険を繰り広げるというもの。アンデ
ィ・テオという人の原案から、アメリカの長寿番組“Law &
Order”や『シカゴ・ホープ』にも名を連ねるジョシュア・
スターンが脚本を手掛けている。            
 そしてこの映画化を、リドリー・スコット監督の『テルマ
&ルイーズ』や『白い嵐』などを手掛けたミミ・ポーク・ギ
トリンの製作で進めているものだ。因にギトリンは、この作
品の他に、ウィリアム・タチ原作のコミックス“Shi”の映
画化も進めているそうだ。               
 また脚本家のスターンには、インディ作品の監督の経験も
あるということで、本作の監督も期待されているようだ。 
        *         *        
 最後に久々の情報。                 
 一時はスティーヴン・スピルバーグの監督で、主なキャス
ティングまで発表された日本人女性を主人公にした歴史作品
“Memoirs of a Geisha”の監督に、『シカゴ』でオスカー
を受賞したロブ・マーシャルの名前が挙がっている。   
 この作品は、1997年に発表されたアーサー・ゴールデンの
小説を映画化するもので、この脚色は、ロン・バスやアキヴ
ァ・ゴールズマンらが手掛けたものの、結局スピルバーグの
満足するシナリオは出来上がらなかったということだ。この
ためスピルバーグは降板し、その後はキムバリー・ピアース
やスパイク・ジョーンズが候補に挙がったものの決定には至
らなかった。                     
 その監督にマーシャルの名前が挙がってきたもので、マー
シャルの計画では先にミラマックスで“Guys and Dolls”な
どが進められてはいるものの、本人は次回作にはミュージカ
ル以外のものをという希望があるとも伝えられており、その
希望に沿う作品として“Geisha”が挙がってきたようだ。 
 まあ、こういう希望的観測の情報が実現することはなかな
か難しいものだが、マーシャルの『シカゴ』での女性の描き
方などには注目できるところがある訳で、同じような女性が
主人公のこの作品、配給担当のコロムビア=ソニーにも何と
か頑張ってもらいたいものだ。             

07月01日(火)
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