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On the Production
by 井口健二
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■センターライン、レプリカズ、ホモソーシャルD(マルリナ、バースデー・W、レゴムービー2、山懐に抱かれて、WE ARE LITTLE Z、リトル・F)
ス、ウィル・アーネットと、2018年9月16日題名紹介『アン
クル・ドリュー』などのティファニー・ハディッシュ。他に
マーヤ・ルドルフ、ウィル・フェレル、ブルース・ウィリス
らも登場する。公開は3月29日より、東京は新宿ピカデリー
他で全国ロードショウ。)
『WE ARE LITTLE ZOMBIES』
(2017年のサンダンス映画祭(短編映画部門)で日本映画初
のグランプリに輝いた長久允監督による長編デビュー作で、
2019年同映画祭で日本人初の審査員特別賞を受賞した作品。
共に両親を不慮の死で亡くした4人の子供たちが、自分たち
はすでに死んでいるゾンビだから何をしてもかまわないとい
う発想でバンドを結成。それがネットからメジャーデビュー
までに至るが…。出演は二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中
島セナ。その脇を佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音
映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏
ら錚々たる顔ぶれが固めている。作品はいろいろな要素の詰
まったごった煮のような構成で、これならサンダンス映画祭
には好適と言えそうな作品だ。なお本作はベルリン国際映画
祭のジェネレーション(14plus)部門にも出品され、ティーン
の審査員団から特別表彰を受けた。公開は6月に全国ロード
ショウ。)
それと前回掲載を割愛した
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』“리틀 포레스트”
(2014年、15年に2部作で公開された橋本愛主演作品の韓国
版リメイク。日本版では111分+120分で描かれた四季を巡る
物語が、今回は103分で表現されている。実は日本版も観て
いたが、試写も約半年の間隔で行われて、その間に物語が判
らなくなり、紹介を割愛した。従って今回初めて主人公の心
の動きなどが理解できたもので、それは若い人にはありがち
な素直な心情だった。出演は2018年7月紹介『1987』などの
キム・テリと、2018年3月11日題名紹介『タクシー運転手』
などのリュ・ジュンヨル。他に新人のチン・ギジュとベテラ
ンのムン・ソリ。監督は2010年2月紹介『飛べ、ペンギン』
などのイム・スルレが担当した。1年を掛けた撮影は日本版
も同様だが、それに加えてこの物語は様々な食材の料理が見
どころとなる。それが本作ではすべて韓国料理でその調理の
様子なども面白く、日本版も観直したくなった。公開は5月
17日より、東京はシネマート新宿他で全国ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。
なお今週も諸事情により2本ほど後日の掲載とします。
03月03日(日)
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