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On the Production
by 井口健二
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■沖縄スパイ戦史、万引き家族、V.I.P. 修羅の獣たち(アーリーマン、ほたるの川、ニンジャバットマン、インサイド、クリミナル・タウン)
し助手席の妊婦と胎児は奇跡的に助かる。ところが出産が間
近に迫った夜、彼女の家に謎の女性が侵入する。その女性は
殺意を持って妊婦を襲い、妊婦が逃れると、家を訪れた隣人
や警官を次々に殺害し始める。果たして女性の目的は…。何
とも強烈な展開だが、そこには妊婦側の落ち度もあり、それ
なりに納得できる作品になっている。その辺のスマートさも
魅力だし、結末もちょっと意外な余韻を残してくれた。出演
は2008年3月紹介『P2』などのレイチェル・ニコルズと、
2008年5月紹介『コレラの時代の愛』などのローラ・ハリン
グ。監督は2015年に『ハーモニー・オブ・ザ・デッド』とい
う作品のあるミゲル・アンヘル・ビバスが担当した。公開は
7月13日より、全国ロードショウ。)
『クリミナル・タウン』“November Criminals”
(2017年5月紹介『ダイバージェント』で主人公の兄を演じ
たアンセル・エルゴートと、2016年3月紹介『フィフス・ウ
ェイブ』などのクロエ・グレース・モレッツが、突然親友が
射殺された事件の謎を追うサム・マンソン原作ヤング・アダ
ルト小説の映画化。主人公は母親の急病死がトラウマの男子
高校生。卒業を間近にして大学進学が希望だが、まだ不安な
状況だ。そんな時、親友が銃撃で殺され、母親と同じ突然の
死が心に突き刺さる。そして警察のギャング犯人説を信じな
い彼は、恋人と共に真相を追うが…。ギャングという言葉が
日本人の感覚とずれる感じもしたが、2つの死の捉え方もア
メリカ的な考え方なのかな。ただ後半の展開には事件の裏に
は別の様相もある感じで、中々考えさせる作品だった。監督
は2009年9月紹介『アンヴィル!』などのサーシャ・ガヴァ
シ。公開は8月25日より、東京は新宿シネマカリテ他で全国
順次ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。
05月20日(日)
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