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On the Production
by 井口健二
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■第32回
世界一斉、同時刻の封切りを目指すということだ。
一般的に日本の映画の封切りは土曜日、アメリカは金曜日
だが、日本のワーナーから発表されている予定では“Revolu
tions”の公開日は11月22日の土曜日となっており、これは
アメリカでは11月21日金曜日となる訳で、この日に全世界一
斉、同時刻の公開となるのだろうか。
* *
再び製作ニュースで、別ページでテリー・ギリアム監督の
“The Man Who Killed Don Quixote”が、撮影開始6日間
で製作中止に至るまでを記録したドキュメンタリー“Lost
in La Mancha”を紹介しているが、この作品に主演予定だっ
たジョニー・デップの新作の計画が発表されている。
この計画は、以前にこのページの第18回で紹介したスティ
ーヴン・キング原作“Two Past Midnight: Secret Window,
Secret Garden”の映画化で、『スパイダー・マン』などの
デイヴィッド・コープが脚本、監督を手掛けるコロムビア作
品。これにデップの主演が契約されたものだ。
なお、前回の記事で、本作をコープの監督デビューと書い
たが、コープは、どちらも日本では劇場未公開の作品で96年
にエリザベス・シュー主演“The Trigger Effect”と、99
年にケヴィン・ベーコン主演“Stir of Echoes”の2作の
監督を手掛けており、本作が3作目になるということだ。
そして今回の計画は、以前にも紹介したように、コープが
“The Amazing Spider-Man”の脚本を降板してまで進めて
いるもので、かなり気合いの入った作品になりそうだ。
なお物語は、離婚したばかりの作家が、アイデアを盗まれ
たと主張するストーカーに付き纏われるというもの、キング
原作で作家が主人公というと、キャシー・ベイツがオスカー
を受賞した90年の『ミザリー』を思い出すが、さて今回はど
うなるだろうか。
ただし、ここでちょっと心配なのは、この作品の撮影時期
がいつになるかということだ。別ページでも書いたように、
テリー・ギリアムは“The Man Who Killed Don Quixote”
を今年9月に再開する意向で、その時期にデップの身体が空
くと言っているのだが、ひょっとして、その時期のデップの
スケジュールがこれで塞がってしまった可能性もある。
実は、別情報ではギリアムがプラハの撮影所で“Brothers
Grimm”という作品の準備に入ったという話もあり、そうな
ると、“The Man Who Killed Don Quixote”の計画は、さ
らに先伸ばしということになるのだろうか。
因に、コープはアメリカNBCテレビで、デニス・ホッパ
ーがホストを務める30分の短編ドラマシリーズを製作する計
画も進めており、そのパイロット版をコープ自身が監督する
契約もあるということなので、その辺のスケジュールがやや
こしくなっているようだ。
* *
後半は短いニュースをまとめておこう。
まずはリメイクの情報からで、65年イタリア製作のSF映
画“La Decima Vittima”(華麗なる殺人)のリメイクに、
ブレンダン・フレイザーの主演が発表されている。オリジナ
ルは、殺人が公認されたゲームとして行われている未来社会
を舞台にしたロバート・シェクリーの原作を、マルチェロ・
マスロトヤンニとウルスラ・アンドレスの主演で映画化した
もので、お互いが賞金が懸かる10番目の標的となった男女の
挑戦者を巡る物語。オリジナルでは、マストロヤンニのイタ
リア男の雰囲気が良かったが、フレイザーではどうなるか。
監督はドミニク・セナ。
* *
もう1本、オリジナルは73年の製作で2本の続編やテレビ
シリーズ化もされた“Walking Tall”(ウォーキング・トー
ル)のリメイクが、ザ・ロックことドウェイン・ジョンスン
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02月01日(土)
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