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On the Production
by 井口健二
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■第18回+DRIVE、クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
後は普通の短いニュースをまとめておこう。
まずは新作“Enough”の公開が迫っているジェニファー・
ロペスの次回作として、再びソニー製作による“Shrink”と
いう作品が計画されている。この作品は、元マーヴル・コミ
ックスのクリエーターだったロブ・リーフェルドがインター
ネット上で発表している同名のコミックスを原作にしたもの
で、一度はスーパーヒーローでありながら、心に負った傷の
ためにパワーを封印してしまった女性の物語。『MIB』と
『アナライズ・ミー』を合わせたような作品ということで、
一応コメディ仕立てのようだが、シリアスな面も持った作品
になるということだ。
『ブレイド2』のギレルモ・デル=トロ監督の計画で、ド
リームワークスから“Sleepless Knights”という作品が発
表されている。この作品は、“Batman: Arkham Asylum”と
いう作品でグラフィックノヴェルの歴代トップの販売記録を
持っているグラント・モリスンが脚本を執筆し、ドリームワ
ークスで“At the Mountains of Madness”を準備している
デル=トロにもたらされたものだそうだ。物語は、タイムマ
シンの実験の失敗で、幽霊や霊魂が現実化してしまった世界
を舞台に、スリープレスナイツと名乗るゴーストバスターズ
が活躍するお話ということだ。
『誘惑のアフロディーテ』で95年のアカデミー助演女優賞
を獲得したミラ・ソルヴィノが、自らの製作で“The Beauty
of Jane”という作品を計画している。この作品は、ダン・
アイルランドの脚本監督によるもので、1912年のイギリスを
舞台に、聡明な30代の女性が、20代の頃に愛し別れてその後
失明した芸術家の男性の基へ、言葉の訛りを変え看護婦兼秘
書として仕えるという物語。なお監督は、96年にヴィンセン
ト・ドノフリオとルネ・ゼルウィガーの共演で、『コナン・
ザ・グレート』の原作者ロバート・E・ハワードの逸話を映
画化した“The Whole Wide World”などの作品で知られる。
因にこの作品は、ゼルウィガーが『ザ・エージェント』に抜
擢される切っ掛けになったものだそうだ。
98年に発表された『π』などの監督ダーレン・アロノフス
キーの作品で、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェット
の共演が予定されている“Fountain”という作品が、ワーナ
ーとニュー・リジェンシーの共同製作で実現されることにな
った。この作品は元は“The Last Man”という題名で紹介さ
れていたものだが、未来もののSFということで、製作費に
は7000万ドルが計上されている。元々はワーナー傘下のヴィ
レッジ・ロードショウが持っていた企画で、実は昨年の秋に
撮影の予定だったが、諸般の事情で延期されていた。しかし
その間に製作費が膨張し、結局同社では賄い切れなくなり、
本来はフォックス傘下のニュー・リジェンシーが参加するこ
とになったということだ。因に、アロノフスキー監督の今ま
での作品は製作費 500万ドル以下ということで、一気に10倍
以上の作品を手掛けることになる訳だが、ワーナーとしては
『マトリックス』での同じようなギャンブルに成功した実績
を踏まえて、今回の賭けに出ることにしたということだ。
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介します。 ※
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『DRIVE』
96年の『弾丸ランナー』以来、話題を蒔き続けている監督S
ABUの第5作。
実はこの監督の作品は今までも試写状は貰っていたのだが、
何となく時間が合わなかったりで見ていなかった。しかしこ
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07月01日(月)
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