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On the Production
by 井口健二
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■第17回
* *
後は短いニュースをまとめておこう。
まずは『スパイダー・マン』のソニーから、マーヴル・コ
ミックスの映画化の第2弾が発表されている。作品の題名は
“Ghost Rider”。実はこの作品、以前はディメンションで
企画が進められていたものだが、製作費の高騰が予想される
などの理由でキャンセルとなり、その後をソニーが引き継ぐ
ことになったもの。物語は、恋人の命を救うために悪魔と契
約した主人公が、悪魔に騙されて恋人を失った上に、自らも
悪魔の化身ゴーストライダーの姿にされてしまう。しかしそ
の姿になっても、彼は恋人のため、そして自らの魂のために
戦い続けるというものだ。なおソニーでは、ジョン・シング
ルトン監督の00年版『シャフト』のリメイクにも参加したシ
ェーン・サレルノと脚本の交渉をしているそうだ。因にディ
メンションでの計画では、主人公をニコラス・ケイジが演じ
ることになっていたが、こちらはどうなるのだろうか。
またまたヴィデオゲームからの映画化で、日本では3月に
発売された『Zero〜零』というプレイステーションゲー
ムの映画化の計画が発表されている。このゲームはアメリカ
では“Fatal Frame”のタイトルでゲームショウで発表され
たばかりのようだが、ストーリーは、幽霊屋敷の調査に行っ
たまま帰らない兄を捜して、妹がその屋敷を冒険するもの。
彼女の使える武器が幽霊を写して退治できる古い写真機とい
う設定がユニークな作品だ。そしてこの作品の映画化を、す
でにジャパニーズホラー『リング』のアメリカ版リメイクを
進めているドリームワークスが契約したということだ。内容
的にはすでに映画化された『バイオハザード』などの系統の
ようだが、あれほど過激ではなさそうで、比較的万人向けの
作品が期待できそうだ。
最後に、久しぶりにこの作品の話題で、アーサー・C・ク
ラーク原作“Rendezvous With Rama”(宇宙のランデブー)
の情報が入ってきた。この映画化はモーガン・フリーマンの
製作主演で企画され、監督にはデイヴィッド・フィンチャー
が予定されているものだが、製作のバックアップに半導体メ
ーカーのテキサスインスツルメンツが入るなど、ユニークな
体制が注目されているものだ。そして今回の情報は、この映
画化の脚本を、wowowからこの夏放送される『バンド・オブ
・ブラザース』でいくつかのエピソードを脚本を担当したブ
ルース・C・マッケナが担当しているというもので、当初の
予定では2年くらい前に作られているはずの計画だが、何と
か早く完成してもらいたいものだ。
06月15日(土)
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