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On the Production
by 井口健二
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■描きたい、が止まらない(トラさん、revisions、マイ・ジェネ、赤い雪、サイバー、あの日のオルガン、jam、喜望峰、マチルド、家へ帰ろう)
は警察も接触し、彼は覆面捜査官となってその仕事に関るこ
とにするが…。共演は、2010年11月紹介『モンガに散る』な
どのリディアン・ヴォーンと、雑誌モデルのリー・ユエン。
監督はリー・ハイロン。アクション監督を、2002年11月紹介
『ボーン・アイデンティティー』などのニコラス・パウエル
が担当している。巻頭のハッキングシーンは面白いが、後半
はちょっと魔法の杖になったかな。その分のアクションシー
ンは見ものにはなっていたが。公開は2019年1月25日より、
東京は新宿ピカデリー他で全国ロードショウ。)

『あの日のオルガン』
(第2次世界大戦末期の1944年、東京品川の戸越保育所では
園児の安全を確保するための疎開を模索していた。当時、小
学生の学童疎開は実施されていたが、園児は対象外で、また
親の中にも反対者はいた。そんな折、埼玉の農村から受け入
れの表明が届く。しかし用意されていたのは全くの荒れ寺。
それでも何とか疎開は行われるが…。不安を抱える園児には
おねしょが頻発するなど、様々な問題が起きる。その一方で
東京は大空襲によって園児の一家が全滅したり、また赤紙が
来て最後の面会を求める父親も現れる。こんな全くの弱者た
ちの戦争体験が描かれる。実話に基づく脚本と監督は2012年
12月紹介『ひまわりと子犬の7日間』などの平松恵美子。山
田洋次監督の右腕ともされる女性監督が師匠譲りの反戦映画
を作り上げた。出演は戸田恵梨香、大原櫻子。他に橋爪功、
田中直樹、田畑智子、林家正蔵、夏川結衣らが脇を固めてい
る。公開は2019年2月22日より全国ロードショウ。)

『jam』
(2017年11月19日題名紹介『Mr.Long/ミスター・ロン』など
のSABU監督が、「劇団EXILE」と組んだ疾走感あふれるアク
ション作品。物語は3つのドラマが絡み合うもので、1つ目
は大舞台を翌日に控えた演歌歌手が熱狂的なファンに拉致さ
れ、彼女を主題にした新曲を強要される。2つ目では恋人が
銃撃戦に巻き込まれて意識不明となり、その回復を祈る若者
が啓示を受けて日々善行を続ける。そして3つ目は刑期を終
えた男が自分を陥れたヤクザに復讐する。これらが同じ時間
軸で展開される。出演は青柳翔、町田啓太、鈴木伸之を主演
に劇団のメンバーが総動員。他に筒井真理子が怪演を繰り広
げ、特に結末はこのために全てが作られている感じすらする
ものだ。監督の作品では2003年11月9日付「第16回東京国際
映画祭」で紹介『ハードラックヒーロー』を思い出したが、
V6と同様、誰と組んでも見事なSABU節だ。公開は12月1日
より、東京は新宿バルト9他で全国ロードショウ。)

『喜望峰の風に乗せて』“The Mercy”
(2009年4月紹介『マン・オン・ワイヤー』などのジェーム
ズ・マーシュ監督が、2011年1月紹介『英国王のスピーチ』
などのコリン・ファースを主演に迎え、1968年行われた単独
無寄港世界一周レースの参加者を描いた実話に基づく作品。
このレースには華々しい経歴を持つヨットマンたちが参加す
る中、航海計器の会社を経営する1人のビジネスマンが出場
を表明する。彼はマスコミを巻き込み、スポンサーも得て出
航に漕ぎ付けるが…。共演は2017年2月12日題名紹介『光を
くれた人』などのレイチェル・ワイズと、2018年7月15日題
名紹介『リグレッション』などのデヴィッド・シューリス。
実は映画が始まって直にこの人物のことを数年前にテレビ放
送で見たことを思い出した。ちょっとしたことが人を奈落に
突き落とす。一応マスコミを自称する人間としては、心して
観るべき作品だ。公開は2019年1月11日より、東京はTOHOシ
ネマズシャンテ他で全国順次ロードショウ。)

『マチルド、翼を広げ』
          “Demain et tous les autres jours”
(2018年4月29日題名紹介『告白小説、その結末』などの女
優で、2015年『カミーユ、恋はふたたび』を監督したノエミ
・ルボフスキーが、自らの子供時代を描いたとする作品。主
人公は離婚した母親の許で暮らしているが、その母親はかな

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11月18日(日)
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