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On the Production
by 井口健二
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■ゆらり、ブレードランナー 2049
近藤正臣らの名前が並ぶ。まあ普通に詐欺師の話なのだけれ
ど、こんなことで騙されるのかな? でもそれが骨董界の現
状なのかもしれないし、こんなことで振り回される文化庁の
役人というのは、情けないが案外ある話かもしれない。でも
素人目には有りそうもない話というのは…、ちょっと盲点か
な。公開は2018年1月5日より、全国ロードショウ。)
『セントラル・インテリジェンス』
“Central Intelligence”
(2016年6月紹介『ペット』で声優を務めたコメディアンの
ケヴィン・ハートが、ドウェイン・ジョンスンとコンビを組
んだ実写アクションコメディ。主人公は高校時代は将来を嘱
望されたが、実社会では鳴かず飛ばずになってしまった男。
そんな男の前に高校時代に窮地を救って貰ったという偉丈夫
が現れる。そしてその偉丈夫は、言葉巧みに主人公を危険が
一杯の道に誘って行くが…。共演は2017年3月26日題名紹介
『潜入者』などのエイミー・ライアン、2016年9月18日題名
紹介『アイ・イン・ザ・スカイ』などのアアロン・ポール。
監督は2013年12月紹介『なんちゃって家族』などのローソン
・マーシャル・サーバー。公開は11月3日より、東京は新宿
武蔵野館他で全国順次ロードショウ。)
『写真甲子園 0.5秒の夏』
(北海道東川町を中心に毎年夏に開催されている全国高等学
校写真選手権大会、通称「写真甲子園(写甲)」を題材にし
た青春ドラマ作品。全国高等学校の写真部やサークルが組み
写真の実力を競い、地区ブロックを勝ち抜いたチームが北海
道に結集して与えられた題材で作品を作って行く。その様子
が大阪と東京の代表校を中心に描かれる。そこにはいろいろ
なトラブルもあるが…。出演は「仮面ライダーエグゼイド」
の甲斐翔真。他に平祐奈、萩原利久らの若手に加えて、秋野
暢子、河相我聞、千葉真一らが脇を固める。脚本と監督は、
2003年11月9日付紹介「東京国際映画祭」コンペティション
作品『ほたるの星』などの菅原浩志。公開は11月11日より、
北海道先行上映の後、全国順次ロードショウ。)
『彼女が目覚めるその日まで』“Brain on Fire”
(クロエ・グレース・モレッツの主演で、原因不明の難病に
冒されたNYポスト紙女性記者の闘病記を映画化した実話に
基づく作品。彼女が罹った抗NMDA受容体脳炎という病気は、
適切な治療をすれば完治可能だが、その診断がかなり難しい
ようだ。その辺の経緯が映画でも描かれ、診断後が呆気ない
のは、そう言うものということなのだ。共演は2017年2月紹
介『キングコング』などのトーマス・マン、2017年9月紹介
『ギフテッド』などのジェニー・スレイト。さらに『マトリ
ックス』シリーズのキャリー=アン・モス、『ホビット』シ
リーズのリチャード・アーミテージ。脚本と監督はアイルラ
ンド出身のジェラルド・バレット。公開は12月16日より、東
京は角川シネマ新宿他で全国順次ロードショウ。)
『ゴーストブライド』“Невеста”
(帝政ロシア時代から伝わるとされる霊魂を他者に乗り移ら
せる儀式に遭遇した女性の恐怖を描くロシア製ホラー作品。
ホラー映画は世界的なブームのようで、本作の監督スビヤト
スラフ・ポドゲイエフスキーもすでに何本か同じジャンルの
作品を発表しているようだ。そういう勢いの中での作品で、
本作もホラーシーンなどは卒なく纏まっている。内容的には
2017年8月紹介『ゲット・アウト』にも通じているかな?
ただまあ儀式の結末というか、オチがこれなのはいやはや。
伝統が背景のホラーも世知辛くなったものだ。もっともこの
点は、1974年にアンディ・ウォーホルが監修したホラー映画
でも指摘されていたことだが…。公開は11月25日より、東京
はシネマート新宿他で全国順次ロードショウ。)
『ラ・ベア マッチョに恋して』“La Bare”
(2012年スティーヴン・ソダーバーグ監督の『マジック・マ
イク』に出演し、2014年の続編にも登場した俳優ジョー・マ
ンガニエロが、その題材である男性ストリップの世界を取材
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10月08日(日)
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