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On the Production
by 井口健二
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■太陽、ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾 THE MOVIE、ボーダーライン、女が眠る時
出演は、ビートたけし、2014年10月紹介『ハーメルン』など
の西島秀俊、2013年8月紹介『許されざる者』などの忽那汐
里。他に、小山田サユリ、リリー・フランキー、新井浩文、
渡辺真起子らが脇を固めている。
主人公の覗き見る情景が現実なのか妄想なのか、そんな非現
実の雰囲気を漂わす映像がスクリーンに展開される。それを
どう評価すべきかは悩むところだが、取り敢えずはそのまま
受け止めればいいのだろう。
主演の西島は、2008年7月紹介『真木栗の穴』でも妄想に取
り憑かれる作家を演じて印象深かったが、本作はそれを前提
に観てしまうのが良いかどうか。映画鑑賞を続けていると、
そんなことも悩んでしまうところだ。
もう一点、ワン監督に関して前作の『千年の祈り』は上記の
紹介でも書いたように製作には日本の資本が投入されていた
ものだが、本作に関してはさらに進んで東映製作による完全
な日本映画になっている。
そのため紹介も日本語題名のみとしたが、実はポスターなど
には“While the Women Are Sleeping”という英語題名が添
えられている。ここで注目するのは‘Women Are’と複数形
になっていることだ。
しかし映画の中で寝姿が登場するのは1人だけ。一方、登場
する女性には主人公の妻もいて、そうすると複数形にはこの
妻も含まれることになる。しかも「時」は‘When’ではなく
‘While’で…。悩むところはいろいろある作品だ。
公開は2月27日より、全国ロードショウとなる。
この週は他に
『さざなみ』“45 Years”
『セーラー服と機関銃−卒業−』
『マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章』
“The Second Best Exotic Marigold Hotel”
『木靴の樹』“L'albero degli Zoccoli”
『ハロルドが笑う その日まで』“Her er Harold”
『ロブスター』“The Lobster”
『光りの墓』“Rak ti Khon Kaen”
を観たが全部は紹介できなかった。申し訳ない。
01月24日(日)
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