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On the Production
by 井口健二
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■第89回(後)
彼にはモンスターを見る潜在能力があり、その能力を使って
洋服箪笥やベッドの下に潜むモンスターを見つけ出しては退
治していたのだが、ある日、とんでもないモンスターに遭遇
してしまう…というお話。つまり『モンスターズ・インク』
の流れをそのまま引き継いだような作品ということになりそ
うで、これを実写とVFXで描き出すというものだ。
なお主演のジェイムズは、8年間主演したテレビシリーズ
を撮り終えたところで、これから本格的に映画界への進出を
狙っているようだが、すでにディズニーで“Field Trip”と
ニューラインで“Man in Unform”という作品に出演してい
るものの、大型作品への主演は初めてとのこと。そして今回
は“Hitch”の出演で意気投合したスミスが製作を担当して、
彼にちょうどいい脚本を捜していたところ、この企画が見つ
かったということだ。
撮影時期や監督などは未定のようだが、製作を担当するス
ミスは、『インディペンデンス・デイ』から『メン・イン・
ブラック』までこの手の大型作品には何度も主演しており、
その経験が製作に活かされることを期待したい。
* *
もう1本はディズニーで、実写とアニメーションの合成に
よる“Enchanted”という計画がようやく動き出しそうだ。
この計画については、2003年5月1日付第38回や同年11月
1日付第50回でも題名を紹介しているが、実は1997年から進
められていたもので、準備にはすでに10年近い歳月が掛けら
れている。そして今回は、この計画に1999年の“Tarzan”の
アニメ版や、2000年の“102 Dalmatians”などを手掛けたケ
ヴィン・リマの監督起用が決まったものだ。
お話は、アンダラシアと呼ばれるアニメーション世界の王
国の王女が、本物の恋を見つけるために王国を抜け出し、現
実世界のニューヨークにやってくる。そこで彼女は本物の恋
を見つけられるか…という展開だが、どうやらこのニューヨ
ークにアニメーションの住人が出没することになりそうだ。
そして今回監督に決まったリマは、『102』では実写と
CGIの合成を経験済ということで、この計画にピッタリの
人材と考えられたようだ。また、『102』は全米の興行で
1億8300万ドルの数字を上げており、さらに海外の成績は国
内を上回ったということで、この実績も今回の起用につなが
った要因だろう。さらに『ターザン』では、全世界の合計で
4億4900万ドルの興行を記録しているそうだ。
なお撮影は、ニューヨークで9月開始が期待されている。
06月16日(木)
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