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On the Production
by 井口健二
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■第42回
だったもの。しかしウー監督のスケジュールが一杯になり、
ウーの監督が断念され、その計画を衣更えして、スティーヴ
ン・ソダーバーグの監督で実現することになったものだ。
2人の泥棒は誰と誰なのか、それに12人目のメムバーは?
いろいろ面白くなりそうだ。
* *
次は、前回の記事の続報にもなるが、ブレット・ラトナー
監督の“Rush Hour 3”が正式に動き出し、主演のクリス・
タッカーに8桁($)の出演契約が結ばれている。
この計画では、3月に“Superman”から降板したラトナー
がただちに準備を開始していたものだが、一方で、人気者に
なった出演者2人の契約金の高騰が懸念されていた。しかし
前2作の興行収入は、アメリカ国内だけで合計3億6700万ド
ルにも達しており、この金額は懸念を簡単に吹き飛ばしてし
まったようだ。
なお現状では、ジャッキー・チェンに対する出演交渉は行
われていない模様だが、タッカーの金額から考えれば、嫌と
は言えないものになりそうだ。因にチェンは、主演したウォ
ルデン・メディア製作“Around the World in 80 Days”は
すでに撮影を完了してポストプロダクションに入っており、
また“The Medallion”という作品が、コロムビアの配給で
全米公開が決定している。
ただし“Rush Hour 3”の制作状況は、まだ脚本の仕上げ
の段階ということで、撮影開始までには少し時間が掛かると
のこと。多分、前回紹介した“Be Cool”が秋から撮影され
て、その後ということになりそうだ。また“Rush Hour 3”
の全米配給はニューラインが行うが、同社では04年あるいは
05年の公開を計画しているようだ。
* *
もう一つは、ちょっと残念な情報で、来年5月21日に予定
されていた“Mission: Imposible 3”の公開が大幅に延期さ
れることになるようだ。
この計画は、トム・クルーズの製作主演で、『ナーク』の
ジョー・カーナハン監督を大抜擢して進められているものだ
が、ここに来てマイクル・マン監督がドリームワークスで進
めている“Collateral”という作品にクルーズの主演が決定
し、この撮影が今秋行われることから、自動的に“M: I3”
の撮影が遅らされることになったものだ。そして現状では来
年1月の撮影が予定されているが、それでは5月の公開に間
に合わないということだ。
このシリーズでは、前2作もかなりタイトなスケジュール
で製作されていたような気がするが、今回はブライアン・デ
=パルマ、ジョン・ウーのようなヴェテラン監督ではないと
いうことで、慎重に進められているのかも知れない。これに
より公開は、早くて来年のクリスマス、若しくは05年の5月
になるということだ。
なお、マン+クルーズの作品は、ロサンゼルスを舞台にし
た1夜の物語で、タクシー運転手がプロの殺し屋を乗せてし
まったことから、市内を巡る殺人の旅に引き摺り込まれると
いうもの。マンにとって、スタイリッシュな犯罪ものは得意
中の得意という感じなので、面白い作品になりそうだ。因に
クルーズは、殺し屋の役を演じることになっている。
* *
またまた実写とCGI合成作品の計画で、『スチュアート
・リトル』を成功させたロブ・ミンコフが、ジェイ・ワード
製作による往年のテレビカートゥーンシリーズ“Mr.Peabody
& Sherman”の映画化を手掛けることが発表された。
このシリーズは、2000年にロバート・デ=ニーロ主宰のト
ライベカの製作で映画化された“Adventures of Rocky and
Bullwinkle”などでも知られるテレビ番組“Rocky and His
Friend”の一篇として登場した同名のシリーズを映画化する
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07月01日(火)
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