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On the Production
by 井口健二
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■第32回
ークスの“Shrek 2”も予定されている。
一応、学生の休み中の動員を目指す夏向け公開作品だが、
その封切りのタイミングは年々早まって、最近ではほとんど
が5月、6月からの公開になってしまった。それに、特に最
近は5月公開に大ヒット作が生まれる可能性が高いようだ。
そして05年の予定では、5月のメモリアルデイ前週に、フ
ォックスの“Star Wars: Episode III”。ついにシリーズ
最終作となるのか?
この他、6〜7月に、パラマウントから“Indiana Jones
4”。この作品は、前3作のDVDの発売に合せて公開され
るということで、可能性はかなり高くなっているようだ。
さらに夏の予定で、ユニヴァーサルから“Jurassic Park
IV”。“Indiana Jones”と重なるとなると、今回もスピル
バーグの監督はなさそうだ。
また、ワーナーから往年のコメディ・チームを復活させる
“The Three Stooges”と、ディズニー/ピクサーからCG
Iアニメーション“Cars”の公開も予定されている。
それにしても相変わらずシリーズものが目に付くが、中で
も05年には第4作が並ぶようだ。順調に行けば“Harry
Potter and the Goblet of Fire”もこの時期になるはず
だが、どうなるのだろうか。
* *
ついでと言っては何だが、今年夏の期待作“The Matrix:
Reloaded”と、その続きの“The Matrix: Revolutions”
について状況が報告されていたので紹介しておこう。
製作者ジョール・シルヴァの報告によると、この2作の総
撮影期間は294日で、総製作費は3億ドル。また、VFXの
総カット数は3000カットで、そのために1億ドルが使われた
ということだ。
ただし今回のVFXに関しては、99年の前作『マトリック
ス』を手掛けたマネックスが、その後に内部分裂を起こし、
このため今回は、旧マネックスの一部スタッフによる新会社
を設立したために、その設立費用の一部も1億ドルの中から
拠出されているようだ。なお、これによってワーナーでは、
96年に廃止した社内の視覚効果部門を再び持つことになった
とも報告されている。
また、今回の2作を手掛けるに当って新会社には、ILM
やディジタル・ドメイン、ソニー・イメージワークスなどか
らスタッフが集められたそうだ。そして今回のVFXでは、
前作に勝るスピードと、特に予告編にも出ているキアヌ・リ
ーヴスと敵役のエージェントのコピー100人と壮絶な戦いの
シーンに注目してもらいたい、とシルヴァは語っている。
とは言うものの、半年を開けずに2作を公開するというこ
とはかなりの冒険(メイジャーでは『バック・トゥ・ザ・フ
ューチャー2、3』以来のこと)のようで、しかも3億ドル
もの費用を掛けていることに不安はあるようだ。しかし、前
作が6500万ドルの製作費で全世界で4億5800万ドルの興行収
入を稼ぎ出したこと、また10万ドル以下の費用で製作したメ
イキングのDVDが2000万ドルの売り上げを記録したことな
どで、今回の成功を信じているそうだ。
また、今回のプロモーションのために“The Animatrix”
と題された9本の短編アニメーションが製作されており、そ
の内の4本が2月からインターネット上で公開される他、上
映時間9分の“Flight of the Osiris”という作品は、日
本ではゴールデン・ウィーク公開予定、スティーヴン・キン
グ原作のワーナー作品“Dreamcatcher”の前に、併映として
上映されることになっている。
なお、“Reloaded”と“Revolutions”は、全くの1つの
物語として製作されており、全米5月15日、日本では6月7
日に公開される“Reloaded”の最後は、完璧なクリフハンガ
ーとなる。そしてその続きの“Revolutions”の公開は、全
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02月01日(土)
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