ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460436hit]

■東京国際映画祭(後)
ョンも心地よく、特に空中から品川の運河に着水するシーン
は、水の描き方と共に良くできていた。         
映画では一瞬しか写っていないが、この運河には水際遊歩道
に彫刻まで配されていたのだそうで、その辺の東宝美術のこ
だわりは昔も今も変っていないということのようだ。   
2000年以降のミレニアムゴジラは、毎作ごとにシリーズ第2
作『ゴジラの逆襲』のリメイクという形を取ってきたようだ
が、メカゴジラと釈由美子の登場で、この先の展開がちょっ
と開けてきたような感じもした。            
                           
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』           
      “Harry Potter and the Chamber of Secrets”
東京国際映画祭で初めて行われたスニーク・プレヴューは、
大方の予想通りこの作品だった。            
会場のオーチャードホールに着くと、ワーナーの人たちが出
迎えてくれたから、その時点で決まりという感じではあった
が、前日にロンドンでワールドプレミアがあったばかりだか
ら、これは凄いことだ。前作の時はロンドンからの衛星中継
記者会見をやったし、力の入れようが感じられる。    
物語は紹介するまでもないが、映画を見た感想としては、原
作の暗い部分がかなり消されて、純粋な冒険物語になってい
る感じがした。特に、ホグワーツに向かう前のノクターン横
町の場面などは、ここで原作ではマルフォイ親子の会話を盗
み聴くシーンがあったはずだが、そういったものが全てカッ
トされている。                    
結局、前作では子供向けにしては暗いのではないかという批
評もあったが、今回はその辺が考慮されたのかも知れない。
それと、裏で進む大人側の権力抗争みたいな話をカットする
ことで、子供向けの純粋さを出してきた感じがした。   
それでも上映時間は2時間41分。前作は2時間32分でまた長
くなった訳だが、原作も長くなっているのだからこれは仕方
がない。でもこの調子で、『炎のゴブレット』はどうなって
しまうのだろう。                   

11月04日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る