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On the Production
by 井口健二
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■ChaO、ザ・フー:キッズ・アー・オールライト
を噴くはギターは叩きつけられるは、さらにドラムもばらば
らに飛ばされる。昔の日本のロカビリーも過激と言われたが
それを上回る衝撃だった。
そんな中で『トミー』からは「ピンボールの魔術師」と「シ
ー・ミー、フィール・ミー」が演奏されるが、1976年の日本
公開時に観ている自分としてはその懐かしさも横溢したもの
だ。そして今観るとその先見さにも感動した。
因に『トミー』を監督したケン・ラッセルも本作に登場して
かなり過激なアジテーションを行っているが、これが何故か
本作の出演者クレジットには不記載。著名な映画データベー
スのImdbでも別掲となっていた。(理由は不明)
なお編集は時系列ではなく、バンドの歴史を描くものではな
いが、彼らのパフォーマンスは存分に楽しめる作品になって
いる。またすべての歌詞に日本語の字幕が付いているのも嬉
しいものだ。
出演はザ・フーのロジャー・ダルトリー、ジョン・エントウ
ィッスル、キース・ムーン、ピート・タウンゼント。さらに
リンゴ・スター。司会者のスティーブ・マーティン、トミー
・スマサーズらも登場する。
公開は9月26日より、東京地区は角川シネマ有楽町、YEBISU
GARDEN CINEMA、池袋HUMAX シネマズ、UPLINK吉祥寺他にて
全国順次ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社オンリー・ハーツの招待で試写
を観て投稿するものです。

07月06日(日)
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